不動産×行政書書士Blog

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(泣)『不動産業界』に対するイメージ

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おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

昨日は、お休みでしたが、外が暑過ぎて、外出する気にもなれず、家にこもって読書をしていました。本日は、その感想などについて書いて行きたいと思います。

↓↓↓パッと見て、不動産会社で仕事をしている者として、悲しくなる様なタイトルでした。
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結論から申しますと、読んでみた感想として、業界の問題点など、すごく学ぶ事が多くて、今後の業界全体の改善点などについて、考えさせられる事も多い『良書』だと感じました。


ただ、著書に対して、不動産業界で働いている者として、少し反論したい点もありました。
例えば、不動産のプロと消費者(購入や売却を考えられているお客様)には、情報量に差があり、消費者が不利になっているというふうに書かれている点です。
僕としては、最近はそうでもないと感じています。
不動産業界で、プロとして仕事をしている以上、毎日の勉強は欠かせませんし、お客様からの質問には、迅速で真摯な調査と回答をしなければならないと思います。
とはいえ、これだけインターネットが発達し、スマートフォンの普及が進んだ現在では、お客様ご自身で、詳細まで簡単にお調べする事も可能になり、最後に、確認の為だけに不動産業者にお問合せ頂く様なケースもあります。

どの業界でも同じ様な事はあると思いますが、『情報量の差』という点について考えますと、不動産全般については、当然、業者側の情報量が多くても、ピンポイントの情報については、お客様(消費者)の方が、よくご存知なケースも往々にしてあります。
私が知っている限り、不動産業界の人間が、他の業界の方より、意図的にお客様にウソの情報を伝えてトラブルになったり、そういったトラブルに対して再発防止を怠っている事が多いかと言えば、そこは少し違うかなぁと感じました。

また、最近は、トラブルや不祥事を起こしてしまえば、あっという間に情報が拡散され、社会からの批判が殺到するという事も考えられます。わざわざ、そういうリスクを冒してまで、消費者を『だます』という行為をするとは、考え難いと思います。


不動産取引は、複雑ですので、〝情報〟や〝知識〟だけでは、何もかも上手く行く事は考え難く、成功や失敗を重ねて来た〝経験〟が重要になって来ると思います。

今後、不動産の購入や売却をお考えになられている方には、経験豊富なプロと一緒に前向きに安全・安心な不動産取引を行って頂ければ幸いだと考えています。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲