おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
本日は、不動産購入に関わるリスクについてつい書かせて頂きたいと思います。
不動産を購入して所有する際は、必ずリスクも付いて参ります。一つずつ挙げて行けば、かなりの事が出て来ますが、例えば、天災や火災のリスクです。これに関しては、火災保険や地震保険に加入することで、ある程度リスクの回避が出来る事と思います。
僕が思う、最大のリスクとして、『ローンが返せなくなるリスク』があります。
具体的には、『収入減少によるリスク』です。今回のコロナ禍で、住宅ローンの返済に困る人が増えていると聞きます。ニュースなどで良く聞くのは、全国の銀行に返済負担軽減のための条件変更の申し込みが増えているという事です。
私見ですが、業種によってばらつきはあるものの、コロナ関連の倒産が増えているという報道もあり、しばらくは、景気が回復するとも考えられませんので、将来的な個人の所得は増えず、実質的に使えるお金(可処分所得)が減少すると思います。
また、本年10月より、タバコ税も上がりましたが、今後の更なる増税も予想されます。
もしも、毎月のローン返済が厳しくなった場合、銀行に対して、『返済期間を延長する』『返済額を一時的に下げる』といった交渉も可能ですが、銀行との交渉が折り合わない場合は、今住んでいるお家の売却をせざるを得なくなります。ただし、売却出来る価格よりも、残債のほうが多ければ、売るに売れないという事にもなりかねません。
最近、不動産購入費用の全額を借入される方も多いとは思いますが、上記の事を考えますと、今後、住宅ローンを組む予定の方は、毎月の返済が、ぎりぎりの支払いになる様な返済計画を立てない事が大事になると思います。
具体的には、ローンを組む際に、出来るだけ高い割合(購入費用の2〜3割)の頭金を入れる事も検討された方が良いです。
可処分所得が減ったとしても、月々の返済額が少なければ、なんとか切り抜ける事も出来ると思うからです。
将来の事を正確に予想する事は、非常に難しいですが、色々な事を考えたり、少し勉強しておくだけでも社会状況の変化に柔軟に対応出来る様になるのではないでしょうか。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲