おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です！
本日は、マンションなどの〝屋上のメンテナンス〟について書かせて頂きます。
一般の一戸建より、少し規模の大きな鉄筋コンクリート造などの建物の多くに採用されている〝陸屋根〟ですが、雨漏りなどの防止の為に、日常的に床面のコケの除去や排水口の清掃などが必要です。
それでも約10〜20年周期で、床面の防水工事が必要となります。
この防水方法には、主として下記の4種類の工法があります。
以下が、それぞれの工法と特徴です。
①FRP防水
一度施工した後の耐用年数は、約12年ほどの様です。
衝撃に強いという特性があります。
②ウレタン防水
一度施工した後の耐用年数は、約10年ほどで、①より少し短めですね。床面にウレタン樹脂を塗る工事です。
③シート防水
一度施工した後の耐用年数は、約12年ほどの様です。床面に塩化ビニールなどのシートを張ります。費用や維持費が比較的安いと言われています。
④アスファルト防水
一度施工した後の耐用年数は、約20年という事で、4種類の工法の中では、最も耐久性が高くなります。
床面をアスファルトで覆う工事となります。
いずれの工法も施工不良などがない限り、防水性能には大差がないと言われています。
屋上の形状や広さ、施工のし易さやメンテナンス費用などを考慮して、物件にあった工法を選択するのが、理想ですね。
最近は、梅雨時期から台風が発生する時期に掛けて、記録的な大雨が降る事もあり、屋上の防水の傷みは、雨漏りを起こす原因になる事はもちろん、見えない部分で、鉄筋などが朽ちてしまう原因にもなりますので、雨の少ない時期から点検とメンテナンスの準備をしておく方が良いと思います。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲
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