不動産×行政書書士Blog

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分譲マンションの〝修繕積立金〟について

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、分譲マンションの〝修繕積立金〟について書かせて頂きます。

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新築・中古を問わず、分譲マンションを購入しようと考えた時に、気になるのが、毎月の管理費や〝修繕積立金〟だと思います。
分譲マンションの良好な居住環境を確保して、資産価値を維持・向上させる為には、計画的な修繕工事の実施が必要です。
しかしながら、分譲マンションの修繕工事は、数十年に渡った長い周期で行われます。また、費用も多額になる為、工事が必要になってから区分所有者それぞれに、一括して費用を徴収する事は困難になります。
ですので、毎月少しづつ、管理組合が、そのマンションのそれぞれの区分所有者から徴収する事が一般的となります。
同じく、管理組合から徴収されるお金として、管理費があります。多くの分譲マンションでは修繕積立金と管理費を合わせて、毎月徴収しています。
注意点として、どちらも新築からずっと一定の金額ではなく、状況によって金額が変わる(増額される)可能性があるという事です。

一概には言えませんが、新築時は、当初の月額負担額が低く設定されている場合がある様です。

そうなると、将来、修繕に必要なお金を積み立てておく事が出来ず、最悪は、修繕積立金の見直しが行われ、増額される場合も出て来ます。

完全に私見ですが、上記の様な事を考慮して、僕が購入をお勧めするのは、新築物件ではなく、築15年前後で、一度目の大規模修繕が行われた後の中古物件です。
(もちろん、そんな都合の良い中古物件がすぐに見つかる訳ではないと思いますが、少し気にかけておくだけでも見つかる可能性は出て来ます。)
大規模修繕を行った直後であれば、修繕積立金の残高は少なくなっていると思います。
ただし、それが長期修繕計画に基づいて、予定された通りの残高であれば、今後の不安も少しは解消出来るのではないでしょうか。
また、ある程度の築年数を経過して、計画通り、お金の積み立てが行われ、それによって計画通りに大規模修繕も行われている様な物件ならば、今後、予想外の出費がない限りは、毎月の修繕積立金が急に現状より値上がりする可能性も少ない様に思います。

金額が不変でない限り、完全に将来を予想するのは難しいですが、長年に渡るランニングコストを少しでも抑える事が出来るように、色々と考えながら物件探しをされる事をお勧め致します。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲


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