不動産×行政書書士Blog

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建物は解体して〝更地〟にした方が良いのか⁈

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、古い建物が建っている土地を売る場合、解体して〝更地〟にして売る際のメリット、デメリットについて書かせて頂きます。

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建っている家を解体する費用は、建物の構造によって変わって来ます。
一般的にその相場は、建物の延床面積当たりで考えますと、木造住宅で3万円/坪、鉄骨住宅で4〜5万円/坪、鉄筋コンクリート住宅で5〜6万円/坪程度と言われています。
例えば、木造の住宅で延床面積が40坪くらいであれば、120万円程の費用が必要だと考えておいた方が良いです。

〝更地〟にして売る際のメリット

①早期売却の可能性が高くなる。

建物を解体して〝更地〟にしておく事で、購入希望者側からしますと、土地の形や大きさをイメージし易くなり、一般的には、早く買い手が見つかる可能性が高まります。

②不動産(更地)のイメージアップ。

建っているお家が、古くて、手入れがされていない場合は、見栄えも悪く、物件の全体的なイメージが悪いので、解体して〝更地〟にしておく事で、物件(更地)のイメージアップにも繋がります。


次に
〝更地〟にして売る際のデメリット

①売買より先に費用が掛かる。

売買より先に解体費用が掛かります。上記に書かせて頂いた程度の費用を、売買が出来るか否かに関わらず、先に解体業者に支払わなければなりません。

②固定資産税が高くなる

その年の1月1日時点に解体が完了して〝更地〟になっている場合、その年の固定資産税の金額が、前年度の数倍になる事が考えられます。(建物の固定資産税は無くなりますが、土地の固定資産税評価額の軽減がなくなり、税額が上がります。)
※特に市街地(中心地)にある土地など、固定資産税評価額の高いエリアにある土地の場合は、注意が必要です。

古い建物が建っている場合は、先に解体をして〝更地〟にした方が良いのかどうか、迷うところだと思います。
一般的に立地が良く、建物が定期的に修繕され、状態が良い場合は、そのまま中古住宅として売った方が良いと考えられます。
ただ、なかなかその判断が出来ない場合は、自分だけの考えで判断して、先に解体してしまうのではなく、きちんとメリット、デメリットや最良と思われる方法を説明してくれる不動産会社に、相談してみる事をお勧め致します。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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