不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

賃貸住宅の〝退去時〟に気を付ける事

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸住宅を解約して、退去する際に、貸主や管理会社とトラブルにならない様に、入居者として〝知っておいた方が良い知識〟について書かせて頂きます。
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短期契約でなく、例えば数年間お住まいされていた賃貸住宅を明け渡す際は、何か寂しい気持ちになるものです。
そして、退去の際は、入居時に搬入した家財やご自身が部屋に取り付けた物を撤去する義務があります。
また、強制ではないにしろ、長年お住まいさせて貰ったお部屋をきれいに掃除して明け渡す事が、倫理上必要だと思います。

ただ、不動産賃貸で未だに多い、解約明け渡しの際の原状回復や敷金精算のトラブルに関しては、契約した時の契約書を再度確認しておく事だけでも、入居者(自分自身)側が一方的に不利な立場になる事を避けられると思います。

もちろん、入居者自身が故意や過失で壊したり、傷を付けたりした事に関しては、退去立会の際に確認して貰い、請求をされたり、預けている敷金から差し引かれたりする事は仕方がありません。

しかしながら、自然損耗・経年劣化による内装材や設備の傷みに関しては〝貸主の負担〟とされている事に関して、まだまだ貸主や管理会社の認識が不足している部分があると思います。
その点に関しては、入居者側からすれば、自己防衛するしかありません。
もしも不安な場合は、最近ではネット検索すれば〝原状回復義務〟について、分かり易く説明がされていますので、明け渡しの退去立会までに確認しとおく事をお勧め致します。

↓↓↓のURLは、国土交通省の『「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)』について書かれたページですが、〝原状回復費用〟の負担区分や割合(貸主負担?借主負担?)などについても書かれていますので、ご参考にして下さい。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000021.html

貸主も借主も最後の最後に揉め事やトラブルにならない様に、自分の主張ばかりを優先するのではなく、中立的な考え方が必要だと思います。

もし、トラブルになってしまった場合は、物件を管轄している都道府県の『宅地建物取引業協会』などにご相談されてみるのも良いかと思います。

なかなか無くならない賃貸の退去時トラブルですが、業界にいる者として、少しでも減らして行ける様、努力して行きたいものです。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲


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