不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

不動産売却時の媒介契約を〝解除〟する時に注意する事

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、不動産会社1社に不動産の売却を任せていて、なかなか買い手が見つからず『他社にもお願いしてみよう』と思った時に、気を付けるべき事について書かせて頂きます。
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売主さん自身が期待している様な方法や頻度(媒介契約時にお約束された内容)で、なかなか不動産会社が売却活動をしてくれない場合、売却を依頼する不動産会社を変更する事は、正しい選択だと思います。
ただし、媒介契約の解除方法を間違えてしまうと、不動産会社に売主さんが違約金を請求されるなどのトラブルになる事があります。

まず、不動産会社に売却を依頼する際の〝媒介契約〟には、3種類あります。
①一般媒介契約
②専任媒介契約
③専属専任媒介契約

簡単に説明しますと、①は、複数社に売却依頼が出来ますが、②③は、1社にしか、売却依頼が出来ません。
ただし、③で契約するメリットも当然ありますので、各契約内容やメリット・デメリットについては、下記ーー内をご参照下さい。
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https://suumo.jp/article/jukatsu/baikyaku/kaisha/keiyaku/
株式会社リクルート SUUMO編集部様の記事を引用させて頂きました。
ーーーーーーーーーー
それぞれの契約の解除ですが、一般媒介契約については、いつでも解除が可能です。売主さん自身が解除したいタイミングで、不動産会社に申し出れば大丈夫です。

ただし、専任媒介契約や専属専任媒介契約については、原則として契約期間中の解除は出来ません。
(不動産会社が活動報告義務を怠るなど、誠実に業務を行わない場合は、この限りではありません。)

不動産会社に非が無いのに、契約期間内に専任媒介契約や専属専任媒介契約を解除する時には、違約金が発生する事がありますので、要注意です。

違約金は、不動産会社の売却活動費を元に算出しますが、一般的な違約金の額の上限は、仲介手数料の上限額と同等になる事が多い様です。
(1,000万円の物件ならば、現在の消費税率ですと、396,000円になります。)
ですので、専任媒介契約や専属専任媒介契約の場合には、契約期間内に解除を申し出るのではなく、契約更新の際に、契約を更新しない旨を申し出た方が良いです。

人生の中で、一般人が、何度も不動産を売却する事は、あまり考えられません。
そういった意味でも、信頼できる不動産会社と出会う事は難しいと思います。
私見にはなりますが、解除がし難い専任媒介契約や専属専任媒介契約を締結する際は、慎重になった方が良いと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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