不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝家賃滞納〟滞納に陥った状況には同情しますが…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸住宅の〝家賃滞納や家賃保証会社〟について書かれたニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。
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以下ーー内は、2021年12月13日(月)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。
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家賃債務保証業、コロナ禍で滞納増加が64%

賃借人および賃貸人には21年8月19~23日、賃貸管理会社および家賃債務保証業者((公財)日本賃貸住宅管理協会の会員企業)には同年8月20日~10月18日に調査した。回答者数は賃借人が2,000、賃貸人が1,000、管理会社は187、保証業者75。

 管理会社の家賃債務保証の利用状況では、「家賃債務保証業者のみ」が76%で最も多かった。管理会社が個人の連帯保証人に加えて家賃債務保証業者を利用させるケースは年々増加しているとした。

〜中略〜

なお、コロナ禍の家賃滞納の状況について保証会社に聞いたところ、「大幅に増加」「少し増加」を合わせて64%となった。また50%が滞納金の回収が長期化していると回答。コロナ禍で支払い遅延に対する保証会社の対応を賃借人にアンケートしたと結果、「滞納家賃の支払いを一定期間猶予してくれた」が20%だった。

https://www.re-port.net/article/news/0000067672/
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首都圏などで、新築・中古マンション、新築・中古一戸建ての価格や、賃貸住宅の家賃が、上昇しているというニュースをよく目にする一方で、コロナ禍により家賃の支払いを遅延される入居者様が増えているというニュースを読みますと、何とも心が痛みますね。

以前は、賃貸借契約時に親族などの連帯保証人を付けて契約する事が多かったですが、一旦家賃滞納をされる入居者様が出た場合、賃貸管理会社は、督促業務のプロではない為、家賃の回収が出来なくなってしまったり、強制的に退去を迫る事も出来ず、結果的に、家主(貸主)様が泣き寝入りする事も少なくありませんでした。

そういった貸主や賃貸管理会社側からすると、家賃保証会社の利用は、合理的で、安心が出来る手段だと思います。

確かに新型コロナの影響で、仕事が減った(無くなった)という方も多いと思いますので、その状況には同情しますが、家主(貸主)様側の心情を察すると、家賃を支払って頂けないと、不動産賃貸事業が成り立たなくなってしまいますので、非常に辛いという事になります。

ですので、家主(貸主)や、賃貸管理会社からすれば、家賃滞納を繰り返す入居者様には、退去していただかざるを得ないのです。

コロナ禍で、収入が減ってしまった方々が、家賃を滞納してしまい、退去せざるを得ない状況になる前に、少しでも早く、行政に助けを求めて頂きたいと強く思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲


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