不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝売却相談〟1日に4件対応、頭も身体も疲れました…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

昨日は、不動産を売りたいという方のご相談が1日に4件重なり、ヘトヘトになってしまいました。
そこで、改めて不動産の査定方法などについて書かせて頂こうと思います。
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↑↑↑は、僕が愛用している、不動産査定のマニュアル本になります。

不動産を売却したいというお客様には、口頭ではなく、『不動産査定報告書』を作成して、価格や根拠のご説明を行う事が一般的です。

最近は、AIによる不動産査定システムを利用すれば、簡単に査定金額を出す事も出来る為、極端に言いますと、不動産に関して素人だったとしても、入力間違いさえなければ、簡単に査定報告書を作成する事も出来ます。

ただし、素人が作成したのでは、作成した査定報告書の中身について、意味が分からず、何故その価格になったのか説明出来ないと思います。
また、AIの査定システムを使って出した価格が、本当に正確な価格がどうかは、疑問が残ります。
(土地の価格は、個々の形や面積、前面道路との関係によって、一律の単価で計算しても、実際に売主、買主共に納得出来る価格にはならない事が多いからです。)

そして、査定金額の根拠をしっかり説明して、お客様が納得出来ていなければ、例え媒介契約を取得出来たとしても、後々のクレームになる事は間違いありません。

ちなみに不動産査定には、3つの算出方法があります。

1. 取引事例比較法
過去の取引実績を加味して、査定する物件との環境をプラスマイナスしていき査定額を計算する方法です。
これは、土地やマンションの査定によく使われる方法です。

2. 原価法
新たに新しいものを建築したときの費用を予想して、築年数分をマイナスして出す査定方法です。
これは、一戸建て(建物)の査定によく使われる算出方法となります。

3. 収益還元法
その不動産が、将来どれぐらい利益を出せるのかを計算して査定する方法です。
収益用不動産に使われる査定方法になります。

例えば、一般の戸建て住宅の査定をする場合は、1と2を利用して査定を行います。

また、その他に、相続税路線価や固定資産税路線価を元に、土地の価格を求める方法もあります。

短時間で簡単に査定報告書を作成する事は可能ですが、価格の根拠を自分自身がきちんと理解出来ていなければ、お客様が納得出来る仕事はできないと思います。

特に、業界経験が短い営業マンは、時間が掛かっても、AIばかりに頼る事なく査定報告書を作成する事が必要だと思います。

さて、本日もお家を訪問して、査定を行う予定が、すでに2件入っています。
今日も一日頑張ります。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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