不動産×行政書書士Blog

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マンションの修繕積立金について考えてみましょう

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、マンション購入の「失敗実例」についてのニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年5月6日(金)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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戸建てとはここが違う…マンション購入後に頭を抱える「失敗実例」

今回はマンションの購入を検討している際、気を付けるべきことを不動産会社の目線から挙げていきますが、一戸建てとは違い、マンションには特有の注意点があります。

 購入して、住み始めてから後悔することがないよう、マンション購入時に気を付けるポイントをご紹介いたしますので、購入を検討されている方は是非参考にしてください。

戸数の少ないマンションは要注意

 マンションを購入する際は、室内だけではなくマンションの規模・総戸数も確認しておきましょう。なぜなら、戸数が少ないマンションほど、管理費や修繕積立金が割高になる傾向があるからです。戸数が少なければ、管理費や修繕積立金の合計金額は少なくなります。

 そして、マンションの維持の為に既に積み立てられている金額で足りなければ、それをカバーするためにより高い金額を徴収しなければならないのです。

 特に総戸数が20戸以下のマンションだと、管理費や修繕積立金は大規模マンションに比べて割高となり、今後それらの金額が増額される可能性も高くなります。

 一般的に築20年経過後に最初の大規模修繕は行われ、2回目の大規模修繕工事が行われる築40年前後に、小規模マンションの場合、大幅な修繕積立金の増加がされる傾向があります。

 マンションを検討する際は、総戸数の違う物件を見比べて、管理費と修繕積立金の違いをチェックしてみてください。
〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad95b958a16755b74ece84a9409ee5bd8c510676
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修繕積立金の制度は、強制的に共有部の修繕費を積み立てて行く方法ですので、任意で将来のリフォーム費用を積み立てなければいけない戸建の所有者と比べると、自分自身であれこれ考えなくて良い分、楽だと思います。

ただ、戸数が少なくても、マンションの規模に比例して、大規模修繕工事などの工事費用が安くなるという事は考え難くく、各所有者の毎月の修繕積立金額が、割高になるのも仕方がないのかも知れないですね。

そして、マンションの所有者の中には、管理費や修繕積立金を滞納される方もいらっしゃいます。
中古物件の場合、事前調査で組合全体の滞納額があまりにも多いマンションは要注意ですね。

特に最近は、資材や人件費なども高騰していて、大規模修繕工事の工事代金も上昇気味と聞く事があります。
建物の修繕が必要な時期になっても、積立金額が足りないという事になれば、計画通りに工事が出来ず、建物の寿命を縮めてしまうかも知れません。

戸建てかマンション、購入するならどちらが良いかという質問をよく受けますが、どちらにもメリットがあり、デメリットもありますので、それらを良く理解した上で、購入を進めて行く様にするしか、購入後の後悔をなくす方法はないのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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