不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

『0円不動産』とは…⁈

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、『0円不動産』についてのニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年5月11日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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どう見ても雑木林・接道なし・訳あり住民つき…驚異の「0円不動産投資」に泣く人、笑う人

持て余している土地や建物を「タダでいいから」と第三者へ譲渡する「0円不動産」。「タダより高いものはない」といいますが、この0円不動産も然り、譲り受けることで高額な維持管理費や修繕・解体費用を背負うリスクが伴う場合もあります。しかし、これらのリスクをうまく取り除けば、一般の不動産投資と同様、収益を上げることも可能です。ポイントを解説します。

〜中略〜

「0円不動産」の取引現場は、百戦錬磨の猛者ばかり!?

0円不動産は一般の不動産市場には出てきません。不動産業者の一部では取り扱っている会社もありますが、売値が0円では仲介手数料を請求することができず、請求できるものといえば契約書類作成手数料、交通費等の実費程度しかありません。

要するに不動産業者にとってあまり“おいしい仕事”ではないので、やりたがらない会社がほとんどなのです。そのため、0円不動産の取引はSNSのグループ機能を利用した個人間取引(C2C)が主流となっています。

SNS上で0円不動産取引関連グループのページを覗いてみると、日々活発に情報交換が行われている様子が見られます。

〜中略〜

まとめ

過去に購入したものの不要となった土地や、相続したものの管理しきれない空き家など、所有者が持て余している物件が「0円不動産」として世に出回っています。そのままでは“負動産”でしかありませんが、手を加えれば収益不動産として運用可能なポテンシャルも秘めています。

0円不動産は一般的な不動産市場ではなくSNSグループ内で取引されており、メンバーは建物施工や不動産投資のプロばかりです。隣地トラブルや建物瑕疵の対処ができる知識や経験がある人なら、0円不動産投資に着手しても良いでしょう。

ライフプランnavi
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f1dfe7eb8dad43001aa6eeb28e17c2233ebb34
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不動産売買の営業をしていると、時々、『タダでも良いので貰ってくれる方を探して下さい』とおっしゃられるお客様もいらっしゃいます。

よほどの事がない限り、タダとまで行かずとも、幾らかで買い手が付く事がほとんどでしたので、無償譲渡というのは、考えた事がありませんでした。

この度のニュース記事を読んで『0円不動産』の市場があるという事を初めて知りました。

確かに、原野商法で取得してしまった様な土地は、0円でも誰かに引渡したいという気持ちがよく分かります。

また、この様な不動産をタダでも取得される方は、最悪その不動産を持ち続けるという〝覚悟〟も必要かも知れないですね。
僕も長年不動産業界で仕事をしていますが、その〝覚悟〟は、自分自身ではなかなか出来ないです。
(無償譲渡で頂いた物件であっても、登記費用や税金【贈与税・不動産取得税・固定資産税など】が掛かりますので、実際は無償とは行かないです)

いずれにしましても、今後、人口減少が著しい地方の不動産は、所有している事のメリットよりもリスクの方が大きいと思います。
『将来、価値が上がるかも…⁇』と期待して持ち続けるよりは、どこかのタイミングで、0円でも手放す方法が得策な物件もあるのではないでしょうか?

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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