行政書書士の空き家対策Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝共有名義〟売却時の意見調整難航で負動産に…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、不動産の相続を共有名義でするリスクについてのニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年5月23日(月)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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実家の処分問題 トラブル回避のためには「相続時に共同名義にしない」が鉄則

年々増え続けている「空き家」。誰も住まなくなった実家の処分に直面する人も少なくないだろう。空き家をそのままにしていると固定費の支払いに追われるだけでなく、不法侵入をされたり、火事になったりなど、様々なトラブルに巻き込まれることもある。

家を維持管理するには高額な費用がかかり、かといって解体するには数百万円の費用がかかるうえに売れないこともある。更地なら管理は楽だが、固定資産税が跳ね上がる。一体何が正解なのか。
「まずは相続する時点で、共同名義にしないことが鉄則です」とオラガ総研代表の牧野知弘氏は話す。
「共有する兄弟の間で意見が合わないと永久にどうにもならない。私の知るケースでも、兄弟の意見のすりあわせだけで10年以上かかっている家庭はたくさんあります」
 相続するなら、売買を即決できるように所有者は1人にするのがいい。そして、処分するつもりなら、“できるだけ早く”が望ましいという。

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/be4a2cc4da72b7c62f15b8adbd415806adbe4f5f
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兄弟間で意見調整がまとまらない様な案件は、僕も何度も経験しました。

兄弟と言っても、大人になって、別々の世帯で暮らす時間が長くなれば、意見の相違が出るのも仕方がなく、その上、各配偶者やその子どもたちの意見まで出て来たら、なかなか方向性がまとまらない事は当たり前かも知れないですね。

今の法律の中では、不動産を共有名義にしておく事は、トラブルになる確率をグンと上げる事になりますので、出来る限り単独所有にしておく事をお勧めしたいです。

都市部への人口集中により、地方の実家が空き家になっているという相談は増える一方です。

空き家の状態で放置しておく期間が長ければ長くなるほど、近隣にお住まいの方にも迷惑を掛ける可能性は上がります。また、管理の手間や費用も掛かりますので、良い事は何一つないと言ってもよいと思います。

近隣相場などを目安に売却金額を決められる方も多いですが、僕個人の考えでは、売買金額の高低よりも売却までの期間(スピード)を重視される方が良いと思います。
(もちろん、◯◯◯万円以下では売れないなど、理由があれば仕方ないですが)

負動産を持ち続ける方が少しでも減る様な取り組みをして行きたいと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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