不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

資産に関する重要書類は、家族にも分かりやすく保管しておきましょう

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、相続時の財産調査について書かれたニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年6月25日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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相続問題に詳しい行政書士が財産調査で「仏壇周りの掃除」を勧める理由

「身近な街の法律家」と位置づけられる行政書士は、相続に関する様々な手続きを行なっている。行政書士・砂場隆浩氏が言う。

「近年は相続に関する法改正などがあったことで、相談が増えています」
 被相続人の財産調査も欠かせない。どう分けるか以前に、遺産がどれだけあるかは相続税に関わるため、迅速かつ正確に進める必要があるのだ。前出・砂場氏が言う。
「財産を完全に把握せずに手続きを終えてしまい、後から新たな財産が見つかった場合は、遺産分割協議から相続税の申告までやり直さなければなりません。そうしたリスクを防ぐため、被相続人が利用していた可能性のあるすべての金融機関に取引確認書を送り、残高等を確認してもらう必要があります。作業にかかる時間と手間を考えれば、専門家に依頼する価値はあるでしょう」
 砂場氏は財産調査の際、遺族に「仏壇周りの掃除」を勧めているという。
「仏壇周辺から、見落としがちな農協や漁協の出資金証書、預金証書、友人らの金銭借用書などが出てくるケースがあります。時には、金利が5%の時代の預金証書など、驚くような遺産が見つかることも。古い書類は、専門家でなければ意味がわからず放置してしまうこともあります」
〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/132120c98a72c66bf09374d47d83ab3231847e0a
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こちらのニュース記事を読ませて頂いて、相続の際の財産調査とはまた違った場面の事が、思い浮かびました。
不動産の仕事をしている中で、お客様がご所有されている資産(不動産)に関して、大切な書類の保管場所を忘れられている方も結構いらっしゃいます。

例えば、売買の売主様になった際、売買契約も終えて、いよいよ所有権移転登記の準備という時に、権利証(登記識別情報)をどこに保管しているのか思い出せなくなり、家中探し回って頂いたら、数日掛けてようやく見つかったという連絡を受けて、ほっとした経験が何度かあります。

不動産の〝権利証〟は、紛失したとしても再発行が出来ない非常に大切な書類です。
もっとも、万が一、紛失をしてしまった場合でも、権利自体を失うわけではありませんので、司法書士の先生に本人確認情報という書類を作成して貰うなど、別の手段で無事に不動産の売却を行う事は可能です。
(別途、数万円程度の費用は掛かってしまいますが…)

〝権利証〟は最重要として、その他に不動産を購入したり、自宅を建築した際の契約書なども、不動産を売却した後の確定申告で使用する事があります。
また、住宅ローンに関係する書類も大事ですね。

これらは、頻繁に必要となるものでありませんが、大切な書類ですので、確実に保管しておきたいものです。また、いざという時は、家族の誰が見ても何がどこにあるのか、一目でわかるように書類を収納しておく事も必要だと思います。

ただ、大切な書類の保管場所を忘れてしまわない為には、まずは、不要な書類をため込まないようにすることが重要です。
後々でゆっくり整理しようと、とりあえず置いておくのではなく、その場ですぐに必要か不要かの判断をして、不用な書類は、捨てる勇気も必要ですね。

もし万が一、自分の身に何かあり、相続が発生した場合でも、家族が困らない様にしておく事をお勧めしたいと思いました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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