不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝孤独死〟の対応、不動産業界では他人事ではない…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、分譲マンションの〝孤独死〟に備える保険について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年7月19日(火)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。
ーーーーーーーーーー
分譲M内での孤独死に備える保険の提供を開始

(株)長谷工システムズは1日より長谷工グループで管理する分譲マンションの管理組合を対象に、「特別死亡事故対応費用保険」の提供を開始した。

 分譲マンションの住戸内で死亡事故が発生した時は、住戸内の特殊清掃は相続人が実施する必要がある。しかし、相続人がすぐにみつからない場合や相続放棄が行なわれた場合等は、相続人捜索のための弁護士費用や相続人が対応できない場合の清掃費用などを管理組合が負担するケースがあり、多大な負担がかかる。

 同保険では、分譲マンションで孤独死等が発生した際に、「管理組合が支出する相続人の捜索費用」、「相続放棄等の場合の、相続財産管理人選任申立にかかる費用」、「孤独死等が発生した住戸の消臭消毒費用のうち、管理組合が負担を余儀なくされる部分」について、補償する。

 なお、同保険は、東京海上日動火災保険(株)と連携して提供する。
https://www.re-port.net/article/news/0000069715/
ーーーーーーーーーー
分譲マンションだけではなく、賃貸アパートやマンションでも同様に〝孤独死〟という悲しい出来事は増えている様に思います。

高齢者だけではなく、若い方でもコロナや熱中症など、集合住宅での一人暮らしの中で、亡くなってしまうケースは増えているのではないでしょうか。

発見時に相続人や保証人、また、緊急連絡先が分かれば、即対応も出来ますが、なかなか連絡が取れない事も多々あると思います。

また、発見されるまでに相当な時間が経過している時は、室内の状況は悪化しますので、後々の特殊清掃にも結構な費用が掛かる事も考えられます。

不動産業界で仕事を続けて行く上で、賃貸・売買・管理の詳細業務は関係なく、この〝孤独死〟の対応に遭遇する事は、他の業種で働いている方と比べると、断然多いと思います。

僕自身、相続人の捜索を弁護士の先生に依頼した事もあります。
(当然すぐ見つかれば良いのですが、時間がある程度掛かる事の方が多いかなぁ…)

賃貸の場合は、残された家具などの家財道具をどうするのか?
室内の消臭・消毒はどうするのか?

色々考えないといけない事がある上に、それぞれに相当の費用が掛かりますので、本件ニュース記事にある様な保険は、今後需要が増えて行くように感じます。

まず、高齢者等が一人暮らしをする際の見守りサービスを充実させる事が一番重要ですが、万が一の時の保険加入も必要なのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。

Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。