不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

空き家のお悩み、放置せず早期解決を目指しましょう!

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、『空き家所有者に関する全国動向調査』について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じた事について書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年7月25日(月)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。
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空き家所有者、相続登記義務化の認知は3割

 (株)カチタスは25日、「第2回 空き家所有者に関する全国動向調査(2022年)」の結果を発表した。

 全国の空き家所有者を対象に、22年7月8〜13日にアンケートを実施。1,000人から回答を得た。

 空き家の建物形態は「一戸建て」が最も多く80.1%を占めた。マンションは16.6%だった。空き家の所在地は「大都市圏」が54.0%、大都市圏以外が47.0%で半々の割合。居住地の県外に空き家を抱える人は5人に1人の割合。

 空き家の取得経緯として最も多いのは「相続」で58.8%。空き家の相続について、家族と対話をしたことがある人の割合は52.4%(前年比19.1ポイント上昇)だった。

 24年施行予定の相続登記義務化の認知は31.2%(同8.0ポイント上昇)で、7割弱が同制度を知らないことが分かった。相続登記義務化施行時に考える対策は、「まだ分からない」が最も多く38.8%だった。次いで「売却する」(25.5%)となった。

 空き家の売却先に求めることのトップは「信頼・信用できる」(60.3%)となり、次いで「高く買ってくれる」(40.1%)、「残置物を処理してくれる」(26.8%)だった。売却検討者の売却先の選択肢は多い順で「不動産仲介」が(42.7%)、「不動産買取会社」(32.2%)だった。
https://www.re-port.net/article/news/0000069773/
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放置すればするほど劣化が酷くなり、売ることも貸すことも出来なくなるのが空き家です。
(マンションであれば、共用部は清掃管理をしてくれていますが、毎月の管理費・修繕積立金は勿体ないですね)

また、2024年の相続登記義務化につきましては、下記、法務省のページをご確認下さい↓↓↓
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00343.html

あくまでも私見ですが、大都市圏の空き家ならば、所有している価値もあるのかも分かりませんが、大都市圏以外(地方)の空き家に関しては、とにかく早く処分される方が良いのではないでしょうか。

自然災害も増えている昨今ですので、居住中の自宅以外に空き家の心配までしないといけないとなると、大変だと思います。

また、空家等対策特別措置法により倒壊の危険性が高い「特定空家等」と指定されてしまった場合は、色々と余計な費用が掛かってしまう事にもなりかねません。
(特定空家等とは…↓↓↓をご参照下さい)
https://www.athome.co.jp/amp/contents/words/term_2763/

相続で取得した空き家の場合、元々、自分が子供の頃に住んでいた実家という事もあり、売却などを躊躇される方もいらっしゃいますが、空き家を所有していて得する事は、何一つないと言っても過言ではないと思います。

処分の仕方によって、売却価格も変わりますので、少しでも高く売れる事に越した事はないのですが、上記の理由などにより、どちらかと言いますと、スピード重視の方が良いのではないでしょうか。

今後も全国で、空き家問題は増える見込みですが、一番重要な事は、面倒でも放置しない事だと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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