不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝家賃値下げ交渉〟案件ごとに分けて考える必要あり

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸オーナーが、入居者からの「家賃値下げ交渉」をされた場合の対応についてのニュース記事を読ませて頂いて、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年8月21日(日)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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アパート経営者の試練…入居者からの「家賃下げて」への対処法

アパート経営者が避けては通れない出来事として、入居者からの「家賃値下げ交渉」があります。家賃は収入に直結するためできれば下げたくないと考える一方で、むやみに断ると空室になってしまうリスクも……今回は、入居者から家賃の値下げ交渉を持ちかけられた場合の対処法について解説します。

〜中略〜

値下げ交渉を「すぐに断る」のはNG

値下げ交渉をされた場合、「家賃収入が減るから」とすぐ断ることは避けましょう。先述のメリットとデメリットを鑑み、冷静に検討する姿勢が大切です。周辺の家賃相場を把握し、もし相場より高い場合は物件の差別点を明確に示して家賃設定の正当性を理解してもらいましょう。

また、物件の劣化状況を調べて修繕費用がどの程度かかるのかを把握しておくことも必要です。

今回は家賃の値下げを交渉されたケースについてご紹介してきましたが、そもそも値下げ交渉されないためにはどのような対策が有効かというと、「物件の環境づくり」です。

住民が設備に不満を感じていると感じたら、人気の物件を参考に現状の改善に努め、貸し手と借り手、双方にとってよい住環境を保てるようにしましょう。

アパート経営オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/96e07f4a7883764d1f7817eb7bc5bd0054650af1
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最近は、物価の急激な高騰によって、逆に賃貸オーナーや賃貸管理会社から家賃の〝値上げ〟の相談があったと、賃貸入居者様からお聞きする事もあります。

ただ、地方の空室率が高いエリアでは、収入減や支出増で今までの家賃を支払い続けるのが難しくなった入居者様から賃貸オーナーや管理会社へ家賃の〝値下げ〟の交渉があったり、交渉決裂の場合は、お住み替えを検討されたりする方も増えて来ているとお聞きする事もあります。

入居前の値引き交渉の場合、現在の空室期間の長さによっても交渉に応じるかどうかを決められた方が良いですね。
空室のリフォーム・ルームクリーニングまで終えて、物件の適切な管理や入居者様が暮らし易い環境づくりをきっちりしている上で、半年以上も空室になっている場合は、チャンスと捉えて、必ず契約をする事を条件に交渉に応じる事も仕方がない様に思います。

一方、現入居者様からの値下げ交渉の場合、むやみに断ってしまうと、退去に繋がる事もありますので判断が難しいです。
空室になると、家賃が入って来なくなるのはもちろん、退去後にリフォームを行ったり、新たな入居者を募集したりと、逆に費用が掛かります。
前もって、入居期間の長短と家賃滞納の有無など、交渉に応じるかどうかの基準を決めておく方が良いかも知れません。

ここ数年は、コロナや世界情勢で物価の高騰など、一般人にとって生活が厳しくなっているのは間違いありません。

不動産の賃貸は事業ですので、出来れば安易に家賃の値下げを行う事は避けたいと思いますが、判断に困った時にアドバイスを頂けるなど、頼りになる賃貸管理会社とのお付き合いも大事なのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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