不動産×行政書書士Blog

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エリア内の適正賃料から逆算して、建設費のコストが適正かどうかを考えるのが正解では…⁇

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸用アパート・マンションの建築について書かれたニュース記事を読ませて頂いて、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年9月6日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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アパート・マンション建築時に重視したこと 1位「建設費などのコスト」、トップ3は?

 「日本トレンドリサーチ」を運営するNEXERは、土地活用と共同で、全国の男女2235人を対象に「アパート・マンション建築時に重視すること」についてアンケート調査を実施した。所有する土地に、アパートやマンションを建築したことがある人は、2235人中111人(5%)であり、建築時に重視したことでは「建設費などのコスト」と回答した人が最も多い結果となった。

 「建設費などのコスト」を重視した理由には、「適正な金額で施工されているか確認したい」(50代・男性)「予算が一番の要であり、あとから追加料金などが発生しないようにしたいから」(60代・男性)などの意見が挙がった。

 次いで多かったのが「建築後の賃料」(36.0%)、「施工会社のブランド」(34.2%)と続いた。

 「建築後の賃料」を重視した理由には、「なるべくコストを下げて顧客が魅力を感じるようにするため」(60代・女性)、「建設費用をどれくらいの期間で回収できるか見極めるため必要だから」(60代・男性)などが挙がった。

 「施工会社のブランド」を重視した人からは、「ブランドの業績によって信頼できるかどうか決まるから」(30代・男性)、「大手の施工会社だと安心して依頼できる」(70代・女性)といった理由が挙げられた。

 また、アパートやマンションを建築したことがない人のうち14.9%が「建築したいと思ったことがある」と回答した。

 建築したいと思ったことがある人に、建築時に重視したい点を尋ねたところ、1位・2位は変わらず「建設費などのコスト」(71.2%)、「建築後の賃料」(52.2%)と続いた。3位は「デザイン性」(45.3%)となった。

 実際に建築したことがある人も、建築したいと思っている人も、最も重視する点については「建設費などのコスト」ということが分かった。単純に安く抑えたいという思いだけでなく、「適正な価格なのか」という部分が重要と考えている人も多いようだ。

 調査は、全国の男女2235人を対象に、アンケートサイト「ボイスノート」を利用し実施した。調査期間は2022年7月16日~7月19日。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b53e6f4fc8a38b2a10b935442c5995b8a707142
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上記、ニュース記事を読ませて頂いて、賃貸経営や節税を目的として、賃貸アパートやマンションを新築したいと思われる方は、賃貸住宅の空室過多の時代になっても多いという事が分かりました。

「建設費などのコスト」を重視されるのは当然で、コストが高くなるとその分、賃料を上げざるを得ない状況になってしまい、新築であっても、それが空室の原因にもなりかねません。
(ライバルになる物件が多ければ、家賃が安い方が選択され易いと思います)

賃貸住宅の建築費は、金融機関の融資を受ける事が一般的ですので、数十年に渡って、安定的に賃料を得て行かなければ成り立ちません。

築10年以降など、築年数が古くなるにつれて、家賃の値下げや設備更新、室内外のリフォームも必要になります。

そういった長期間の運営を考えれば、最初の建設費のコストを抑えられるに越した事はありません。

数千万円、数億円など、大きな金額の商談を繰り返していると、数万円、数十万円のお金が小さく感じてしまう事も考えられますが、決してそうならない様に、慎重に計画される事が重要ですね。

計画の時点で無理をすると、その後にずっと尾をひきますので、余裕を持って、エリア内の適正賃料と、長期的な空室リスク、維持管理も考慮して、建設費のコストが適正かどうかを考えるのが正解なのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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