不動産×行政書書士Blog

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〝機械式駐車場〟確かにメンテナンスや故障時など緊急時は大変…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、マンションの〝機械式駐車場〟について書かれたニュース記事を読ませて頂いて、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年9月10日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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機械式駐車場、15%のマンションが平面化 メンテナンスが重荷に

 約32%のマンションにあるという機械式駐車場(国土交通省、2018年度調査)。都市部を中心に車を持たないライフスタイルが広がったことや高齢化を背景に、空きが目立つようになり、維持管理に悩む管理組合も少なくない。

〜中略〜

■利用者減少、一方で反対の声も

 工事を実施した管理組合の総会議案書をもとに工事理由を調べると、「将来にわたって多額のメンテナンスコストや修繕費用がかかり、その削減をするため」「駐車場の利用者が少なく、駐車場が必要ないため」といった記載が多かったという。

 一方、工事に反対する住民の声も議案書や総会議事録などには記されていた。「中古マンションとして販売するとき、駐車場の区画数が少ないのは売買価格にマイナスでは」「平面化よりも前に、周辺住民への貸し出しなどほかにやるべきことがあるのではないか」などだった。

 同研究所長を務める久保依子さんは「マンションと車を取り巻く環境は、急速に変化しています」と話している。(井上道夫)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5eae59af85db4cecf97138dd1480c34f6edf93ec
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都会では、車に乗らない方や自家用車を所有されていない方も多いと思いますが、地方では、自家用車は、生活必需品と言っても過言ではありません。

地方のファミリー向けマンションならば、一戸あたり一台は駐車場が無いと、やはり中古になった時の売却時の価格では、不利になる事も考えられます。

機械式駐車場は、マンションの敷地が狭い場合でも、駐車場の台数を確保する為には有効ですが、事故防止の為のメンテナンスはしっかりと行う必要がありますので、将来的な管理費や修繕積立金の上昇に繋がると思います。

敷地内での駐車場の台数を確保出来たり、近隣の駐車場を借り上げられるのであれば、機械式駐車場を止めて、平面化という方法が良いと思うのですが、なかなかそう上手く行かないから頭を悩ませている管理組合様達がいらっしゃるというところだと思います。

機械式駐車場は、メンテナンス費用の問題の他に、万が一故障した場合に、しばらく入出庫出来なくなるという事も考えられます。

また、最近は、車高の高い車も多い為、機械式駐車場に入れられない車種も多いです。
更に、機械式駐車場の操作に時間が掛かるという事もあり、嫌う方もいらっしゃいます。

マンションの敷地の広さと総戸数と駐車場台数の関係は、建築計画時に非常に難しい問題かと思いますが、将来的にも価値の下がり難い物件を目指して計画して頂きたいものです。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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