不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

不動産業者の〝囲い込み〟本人達には、業界の恥と感じて欲しい…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、不動産会社の〝囲い込み〟について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年11月25日(金)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー
不動産の売主・買主双方の取引のチャンスが損なわれる「囲い込み」の実情

〜中略〜

不動産取引機会の公正性確保のため、売主に売却を依頼された不動産仲介会社は、「レインズ」と呼ばれる不動産情報を集積しているデータベースサイトに売却不動産を登録するルールになっています。情報がオープンにされるわけですから、体裁上は誰もが公平に不動産情報を取得し、内見や取引申し込みができる状態となっています。

ところが実際は不公平であるケースも少なくありません。例えば、レインズで公開し物件を閲覧した他の不動産仲介会社から興味をもってくれそうな顧客がいるので、ぜひ内見させてほしいといった要請があっても、物件をあずかっている仲介担当者は「売主の都合がつかない」、「すでに購入申し込みが入っていて契約交渉中だ」と、本当か嘘か分からないことを言って遠回しに囲い込むことがあります。

他社の要請を承諾し、実際に内見に来た買い手候補が物件を気に入れば、片手取引となってしまいます。両手取引で稼ぎたい不動産仲介会社としてはこれをなんとしても防ぎたく、内見依頼を適当な理由をつけてかわすのです。

もちろんその行為は、不動産売却を依頼した売主の知らないところで行われています。

いわばこれは不動産の四方八方に衝立を立てられているようなもので、不動産を探している買主側にとっては、希望の物件に出合いにくくなる悪循環を生み出しています。売主にとっても買主にとっても、囲い込みは悪しき商慣習なのです。

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/2de5abbb59a89c554f81e1560efa9faf450cabe5
ーーーーーーーーーー
不動産の囲い込みとは、自社で受託した物件を他社に紹介しないことです。

実際、不動産仲介実務を行なっている上で、他社に物件の確認や内見のお願いをしても、『すでに、申し込みが入った』『申し込みが、入りそう』などと言われて断られるケースはよくあります。
これが〝囲い込み〟かどうかはなかなか確かめようがありませんが、同じ会社に複数の物件確認をしても同様の回答がある場合は〝囲い込み〟をしている事が〝疑わしい〟という感じはします。

本ニュース記事にも書かれている内容ですが、この〝囲い込み〟が行われる理由は、ただ単に自社の利益を上げたい為に、売り手と買い手の両方から仲介手数料を得ようとしているだけです。

この様な事をされてしまい、結果的に物件がなかなか売れなければ、困るのは売主様です。

実務上の経験を書かせて頂いた通り〝囲い込み〟をしている会社かどうかを見抜くのは、非常に難しいと思います。

最低限、この様な会社と関わりを持たない様にする為に出来る事は、全国展開している大手不動産会社から、地域密着で地元に強い中小会社など複数の不動産会社に査定を依頼し、尚且つ高い査定金額を出す会社を100%信用するのではなく、媒介契約を締結するまでに何度か会ってみて、担当者の人間性を確認する必要があると思います。

少なくとも『専任媒介契約』以上でなければ、売却活動を受け付けない様な態度の会社には、売却の依頼をしない方が良いのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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