不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

中古住宅という選択肢を選び易くなる政策が必要なのでは…⁇

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、人口減少にも関わらず、住宅数が増加している問題について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年12月2日(金)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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日本、もう戻れない「人口減」の一方で…住宅数増加の奇々怪々

少子高齢化の進展で人口減少が続く日本ですが、その一方で住宅数は増加を続けています。なぜこのような矛盾が起きてしまうのか、この現象が将来にわたってどのような懸念やビジネス上の問題を起こすのか考察します。

〜中略〜

平成30年の空き家は846万戸であり、平成25年と比較しても26万戸(3.2%)の増加です。空家数は増加の一途で、昭和63年から平成30年までの30年間で、延べ452万戸(114.7%)増加していることが見て取れます。

このような現象には複数の要因が考えられますが、おそらく最も大きいものは、住宅・建設業者の収益構造ではないでしょうか。

分譲マンションや建売住宅は、賃貸住宅よりも効率的に利益が得られるため、そちらを優先的に建築・販売するビジネスが広く展開されています。一方の政府も、ここ最近は中古住宅の購入を後押しする政策を打ち出しているものの、以前は補助金や住宅ローン減税など、新築住宅の購入を後押しするものに偏っていました。

増え続けた「空き家」はいずれ老朽化し、廃屋となります。廃屋の始末には多額のコストがかかるだけではありません。周辺地域の治安悪化リスクも上昇させ、住民の生活に多大な悪影響を及ぼすことになるのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/829b175d9096ea5cf9a197cc11472f389f482554
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どうせ住むならば、新築が良いと考えられる方も多いと思います。
新築住宅には、メリットも沢山ありますが、その一方で、購入金額が高いというデメリットがあります。

更に最近は、資材高などの影響で、新築住宅の価格高騰が顕著です。

ここ数年は、住宅ローン金利が超低金利で推移していた事もあり、月々の返済額が抑えられていたという事もありますが、今後は少し金利も上がるのではないかという噂もあり、不安を感じておられる方も多いのではないでしょうか。

一方で、中古住宅は新築と比べると購入金額が安いという最大のメリットがあります。
ただ、中古住宅のイメージはまだまだ悪く、住みだしてから建物に不具合が発見されたらどうしよう?と、購入を前向きに考えられない方もいらっしゃるかと思います。

大規模なリフォームを前提で購入するのであれば、多少の不具合はリフォーム時にカバーが出来るかも分かりませんが、購入したそのままの状態で住もうと考えられている方にとっては、内見時には分からなかった建物の不具合が気になると思います。

そこで、ホームインスペクションのご提案です。
ホームインスペクションとは、住宅診断や住宅検査とも呼ばれているもので、住宅を対象として建物の施工不具合の有無や劣化状態を確認する建物調査を指しています。

このホームインスペクションに関して、現在〝実施〟については、義務化されていません。

出来れば、このホームインスペクションの〝実施〟を義務化して、費用に関しては、国や地方自治体から補助を頂ける様になれば、安心して中古住宅の売買を行う事も出来ます。

それによって、中古住宅の流通量も増える事に繋がるのではないかと考えています。

新築一辺倒ではなく、中古住宅を選択肢として考えられる方が増える様になれば良いのですが…

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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