不動産×行政書書士Blog

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実家の空き家問題、これからどんどん増える見込み…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、空き家の処分や管理について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2023年3月16日(木)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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いくらかかる? 何から手をつける? 知っておきたい「実家じまい」の超基本【空き家の実家の管理編】

親の家を片づけて処分する「実家じまい」。まだ先のことだと思っている人も多いだろう。しかし、親が生きているうちから始めておかないと後でかなりの苦労をすることになる。そこで専門家に超基本を聞いた!

■空き家になった実家の管理は意外と大変!
親の家を処分する「実家じまい」は「親が亡くなってからの話でしょ」と思う人が多いかもしれない。

しかし、ひとり親が高齢になり介護施設などに長期入所する場合や、健康上の不安から自分の家の近くに呼び寄せたり、同居する場合も実家は空き家となり、さまざまな問題が発生するのだ。

NPO法人空家・空地管理センターの伊藤雅一氏が解説する。

「実家じまいの相談は、2018年に約2000件でしたが、22年には約3万8000件と4年間で約19倍に増えました。

その内容は、『お母さんが実家にひとりで住んでいて、70代後半の後期高齢者だけど、まだまだ元気だなと思っていたら、ある日、認知症になってしまった。それで介護施設に入るのだけど、実家が空き家になってしまうのでどうしたらいいでしょうか』というような相談がとても多いんです。

この背景のひとつに、団塊の世代(1947~49年生まれ)の持ち家率の高さがあります。内閣府の『高齢社会白書』(2012年版)によると86.2%です。

そして、団塊の世代は2025年には、全員が75歳以上の後期高齢者となります。今後、実家の空き家は確実に増えていくでしょう。

一方で、団塊の世代の子供である団塊ジュニア世代(1971~74年生まれ)は現在40代後半から50代前半です。

親から離れて仕事をしていたり、結婚していたり、自分たちの生活がすでに確立しているので、空き家になった実家に住むことは現実的には難しい。しかも、結婚していれば自分だけでなく相手の親の実家の問題も出てきます」

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/83c09909c7e761f76c3d6a513ebbe49e9070cbc6
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一人暮らしの親が住んでいる実家の所有者が、親自身になっている場合、親が認知症になり、意思決定能力がなくなったときは、親自身の判断で不動産を売ることは難しくなります。
「成年後見制度」を利用するという事も考えられますが、色々と制約があります。

実際、認知症になり、長期間施設で暮らしている方も多いです。

そうなってしまうと、空き家になった実家を売る事も出来なくて、放置の状態が続く事になります。

親が元気なうちは、実家の処分について話しをするのも難いものですが、現実的に上記の様な状況になってしまい、困っている方が沢山います。

実家の遠方に住んでいて、空き家を維持管理して行くのは、本当に大変だと思います。

空き家になってからどうにかしようとするより、空き家にならない様に事前に親と話をしておく事が大事です。
思い入れのある不動産を手放す事に抵抗がある方もいらっしゃいますが、売れない不動産を持ち続ける事ほど無駄な事はないと思います。

実家の空き家問題は増える傾向にありますが、是非事前の準備をされておく事をお勧めしたいと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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