不動産×行政書書士Blog

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契約駐車場への〝無断駐車〟引っ越しが多い時期には多発します

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、「無断駐車」の対応などについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。


以下ーー内は、2023年3月25日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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経営する「駐車場」に知らない車が…「無断駐車」にはどう対処する?【弁護士が解説】

〜中略〜

駐車場を無断で利用されてしまったら?

駐車場経営にまつわるトラブルとして、契約が満了したにもかかわらず自動車を放置され続けるケースや、そもそもなんの契約もしていない人に駐車場を無断で利用されてしまうケースが挙げられます。このような、無断で駐車されている自動車を撤去するためにはどうすればよいのでしょうか?

土地所有者に無断で、その土地上に駐車をすることは、土地所有権の侵害にあたります。 無断で駐車された場合は、まずナンバープレート番号などの自動車に関する情報について国土交通省運輸局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に問い合わせをし、無断駐車をしている自動車の所有者が誰であるかを特定します。

こうして自動車の所有者を明らかにしたうえで、任意で撤去してもらえるよう、早期の解決を目指して交渉します。交渉では任意撤去が期待できないと判断した場合、民事裁判を行います。民事裁判では、自動車の所有者を被告として、無断駐車している自動車を撤去することを求めます。

これに加えて、無断駐車されていることにより、土地の利用をすることができなくなっていますので、駐車場の明け渡しに至るまで継続的に発生する賃料相当の損害金を支払うように求めることも考えられます。 民事裁判で撤去請求を認める判決が出たあとには、当該判決に基づく強制執行を行うように裁判所に対して申し立てを行います。

ここで、「民事裁判を行わなくても、無断駐車している自動車を自分で撤去すれば早期に解決するのではないか」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。このように、司法手続によらず実力をもって権利を回復することを「自力救済」といいます。

しかし、我が国において自力救済を行うことは禁止されていますし、無断駐車している自動車にも所有者がいる以上、所有者に無断で自動車を取り扱った場合には不法行為が成立する可能性もあります。そのため、自力救済は行うべきではないのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cbe9a42d94f00f5c5de6585df22ed92752f11f5
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地方で、交通手段が圧倒的に自動車が多いエリアでは、月極駐車場や賃貸アパート・マンションの契約者用駐車場内で、無断駐車のトラブルが頻繁に起きます。

こういった場合、契約者様から賃貸管理会社に連絡が入るケースも多いですが、上記の記事の通り、『自力救済』が出来ない為、即、車を移動させる事が出来ないのです。
契約者様や賃貸管理会社からしても、なんとも腹立たしい問題ですね。

契約者様、賃貸管理会社が真っ先に出来る事は、警察への通報です。

警察ならば、ナンバープレートなどの情報から所有者を特定できますし、車両を移動するように連絡もしてくれるはずです。(たぶん…)
(私有地での無断駐車の場合、いわゆる「民事不介入の原則」から警察が対応を渋る可能性もありますので、絶対に対応してくれるとは言い難いです)

3月末から4月の初旬は、お引越しでかなりの方が移動します。
その際、『少しくらいの時間なら』と考えて、一時的に空いている駐車場に停められる方も多いです。
絶対にやめましょう。(引っ越し早々に近隣のトラブルは避けましょう)

最近は、コインパーキングも増えていますので、少し離れた場所であってもコインパーキングなどを利用して頂けると、賃貸管理会社からしてもトラブル対応が減ってありがたいですね。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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