不動産×行政書書士Blog

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「改正空家特措法」が成立しましたね

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、「改正空家特措法」の成立について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。



(写真は空き家のイメージです)


以下ーー内は、2023年6月7日(水)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。

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「改正空家特措法」が成立

「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が参院本会議で可決、成立した。

 所有者の責務強化、空き家等の活用拡大、空き家等の管理の確保、特定空家等の除却等の推進を促進するための改正。
 放置されれば特定空家になるおそれのある空き家を「管理不全空家」とし、市区町村長から指導・勧告ができるようになる。さらに勧告を受けた管理不全空家は、固定資産税の住宅用地特例(6分の1等に減額)が解除される。

 空き家の活用促進に向け、「空家等活用促進区域」内の規制を緩和。用途変更や建て替え等を促進する。

 また、市区町村長がNPO法人、社団法人等を空家等管理活用支援法人に指定する制度を創設。指定を受けた同支援法人には、所有者などへの普及啓発や、市区町村から情報提供を受けて所有者との相談対応に取り組んでもらう。
https://www.re-port.net/article/news/0000072749/
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いよいよ、空き家を所有し続けている方にとっては、リスクが大きくなる改正法が成立しましたね。

空き家を所有し続けることで受ける可能性のある影響は以下の通りです。

まず、財産価値の低下が考えられます。
空き家は放置されることで建物の劣化や荒廃が進み、その結果として財産価値が低下する可能性があります。
周囲の地域の住宅市場にも悪影響を及ぼし、隣接する住宅の価値も下がる可能性があります。

次に、維持費用の負担が考えられます。
空き家を所有し続けると、定期的な維持費用が発生することがあります。
建物の修繕や保険料、税金などの負担が所有者にかかる可能性があります。

続いて、防犯上の懸念があります。
空き家は放置されやすく、防犯上の懸念が高まります。
不法侵入や窃盗、不法占拠などのリスクが存在し、所有者は安全対策やセキュリティのための費用や手間を考慮する必要があります。

さらに、地域社会との関係悪化が考えられます。
空き家が長期間にわたって存在すると、地域社会との関係が悪化する可能性があります。
近隣住民や地域の団体からの苦情や批判を受けることがあり、所有者は地域とのコミュニケーションや信頼回復に努める必要があるかもしれません。

最後に、建物の崩壊や火災などが起きた場合には、所有者による不備を問われる可能性があります。
所有者は、適切な安全対策や保険の加入などを検討し、法的なリスクを最小限に抑える必要があります。

これらの影響は、所有者が空き家を保有し続けることで直面する潜在的な問題やリスクです。
改正法の成立は、所有者に対して責任と義務を促し、空き家問題の解決と地域の活性化に寄与することを目指しているのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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