不動産×行政書書士Blog

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【重要】「売る」のではなく「手放す」ぐらいの感覚

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、地方にある相続した空き家の処分について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年1月3日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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判断ミスで“負動産”に…空き家の相続で一番損をしない方法は?「解体はあくまで最後の手段」

戦後の宅地開発ラッシュからおよそ半世紀が経過し、かつての「ニュータウン」は世代交代の時期を迎えている。特にバブル期に利用が進んだ住宅地の中には、極端に利便性が低いためにいまだ多くの空き地が残されたまま「限界ニュータウン」と化している所がある。故郷を離れ都市部で新居を購入した方は、やがては住む予定のない実家の相続が発生することになる。

〜中略〜

致命的な判断ミスの筆頭が、建物に価値はないと自分一人で判断し、古家を解体して、更地の状態にした後に売却に挑んでしまうこと。昨今は「空き家問題」が取り沙汰され、放置空き家のリスクが周知されてきたこともあり、使わない空き家を放置するなら解体を、と考えてしまうのも無理はない。だがこれは、解体によって土地の固定資産税の減免措置がなくなってしまう上に、空き家以上に売却を困難にしてしまう極めて危険な選択なのである。

 今や地方の限界ニュータウンは、いくら安い空き地であっても、新築用地としての需要は少ない。巷でよく言われる「家屋は築後20年で価格がゼロになる」という言説は、もはや都市部でしか通用しない。中古住宅は安ければ安いなりの需要はあるものの、更地は常に供給過多の状況にあり価格崩壊を起こしている。もはや修繕不能なほど朽ち果てた廃屋でもなければ、古家であっても更地より価格が高い。

〜中略〜

相続してもその家の使い道がないのであれば、それはもはや「売る」のではなく「手放す」ぐらいの感覚で、手残りがあれば幸運ぐらいの認識で臨んだほうが、結果的には一番損をすることもなく、空き家の管理に悩まされるリスクもなくなるのである。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/347837f328d9b864b0d2b0a4cc922101341d1807

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残念ながら、地方の空き家の売却に関する現状は、上記ニュース記事の通りだと思います。

僕が生まれた1970年代頃から1980年代にかけては、日本は人口が増えていた時代でした。それにともない住宅地開発や住宅建設が急速に進められました。

そういった流れの中で、生活の利便性の悪い場所でも住宅用地が開発されたと思います。

昔、その様な土地を購入されて、バブル期からその崩壊の時代を経て、利用することなく所有し続けていた方も多いのではないでしょうか。

現在、人口が減少している中で、その様な土地を処分したくても、安値でも売れないという方も多いと思います。

その様に、余っている土地があるにもかかわらず、建物を解体して更地にして売却をしようと思っても、思い通りには売れない可能性が高いです。

住宅が建っているのであれば、解体費用を掛けず、万が一、無償になっても貰ってくれる方がいれば良いというくらいの感覚は大事ですね。

時間を掛けず、損が出ない様に処分出来れば、それが一番得したことになるのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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