不動産×行政書書士Blog

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所有している空き家、手放すことを第一に考える方が良いかも…⁇

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、空き家の急増への対応について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年2月29日(木)付、 Yahoo!ニュース より引用させて頂きました。

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「空き家」を放置せずに積極活用の方法を考えよう! どんな活用方法がある?

「親が亡くなったために相続した空き家がある」「老人ホームに入居したため空き家になった」といった事情で、現在空き家の数が急増しています。

行政サイドでも空き家の急増に対応するため、適切に管理されていない空き家に対して新たな指定基準を設け、放置に対して厳しい対応をするようになりました。空き家対策は「待ったなし」になりつつあります。

〜中略〜

「とりあえず」の発想はやめる
突然であれ、ある程度予想できた事態であれ、これまで多かった「とりあえず空き家としてキープ」という発想はやめたほうがよさそうです。

とくに親が大都市ないしその近郊に住んでいた場合は、戸建てでは建物ごと売却か更地にして売却を検討し、売却しないときは賃貸住宅にできるか、といった方法を検討することをお勧めします。ただし地方の土地や建物は、売却や賃貸が難しいかもしれません。

〜中略〜

何も考えずに、「思い出の詰まった家だから」とか「相続人同士の合意が得られないから」といった理由で、空き家のまま放置しておくことが最も危険です。時間がたてばたつほど、行動を起こすことが面倒になってしまいます。空き家に対する行政の対応も今後厳しくなるため、決断は早くすべきです。

実際に売却できるのか、どのくらいの価格で売却できるかも大きな問題です。大都市の住宅地にある土地や集合住宅であれば、問題なく価格がつきます。建物付き土地よりも更地のほうが高く売れる場合は、建物の解体費用が発生しても、更地にして売却しましょう。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8843039f1637c92fddc64d043503408eea2f57d

ーーーーーーーーーー

上記のニュース記事内で、僕が最も大事なことが書かれていると感じたのは『時間がたてばたつほど、行動を起こすことが面倒になってしまいます。空き家に対する行政の対応も今後厳しくなるため、決断は早くすべきです。』という部分でした。

確かに空き家を所有することになってから直ぐの頃は、『売れないか?』『貸せないか?』と精力的にご活動される方も多いです。ただし、上手く行かないことが続き、何となく時間が経ってしまい、だんだん行動することが面倒になり、最後には放置されるという方も多いのではないでしょうか。

また、空き家に対する行政の対応に関しては、昨年、『改正空家対策推進特措法』が施行され、放置すれば『特定空家』となるおそれのある「管理不全空家」に対し、市区町村が指導できるようになりました。そして、指導してもなお状態が改善しない場合には「勧告」ができるようになり、勧告された空家は『固定資産税の住宅用地特例』が解除されるようになりました。この様に、空き家に対して行政の対応も厳しくなりましたので、放置することはお勧めできません。

大都市の空き家と地方の空き家では活用方法も全く変わるかも分かりませんが、僕は、これまで地方の空き家の売却や賃貸のお手伝いを沢山させていただきました。その経験上アドバイスできるとしますと、『出来るだけ高く売りたい』というお気持ちは痛いほど分かりますが、タイミングを逃してしまったら、何年も売れないことも多々ありますので、『購入したい』という方が現れた場合は、許せる限り相手様の交渉に応えることも大事になるということです。

将来的なことを考えますと、手放すことを第一に考えられた方が良いのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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