不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

貸主・借主がお互いに感謝できる様な退去の仕方が理想かなぁ…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、賃貸物件退去時の「原状回復」について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年3月1日(金)付、 Yahoo!ニュース より引用させて頂きました。

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引っ越しシーズン到来!賃貸住宅の万年ワースト相談「原状回復」でトラブらないために入居時必ずやっておくべきこと

4月からの新年度を前に、引っ越しシーズンに突入した。お気に入りの賃貸物件を新たな生活拠点に、気持ちよく新年度を迎えたいものだ。そこで、引っ越しの際にトラブルが多いといわれる賃貸物件退去時の「原状回復」について国交省のガイドラインを参考にポイントをおさえつつ、不動産トラブルに詳しい弁護士に紛争回避のヒントや対応策を助言してもらった。

〜中略〜

こうした原状回復に関するトラブルが後を絶たないことから国交省は、平成10年3月に一般的な基準をガイドラインにまとめている。

ガイドラインには「原状回復のポイント」として次のように記載されている

(1)原状回復とは

「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担。 いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとする。 ⇒ 原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない

〜中略〜

難しそうにも見えるが、要は、原状回復は「借りた当時の状態に戻すことではない」。よほど荒い使い方をしていない限りは「通常の使用」と考えられ、「修繕費用は賃料に含まれる」が前提ということだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/10223c32ad8039c1f7fa4f7534bb1e22c2bdda7e

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進学や就職で単身用賃貸アパート・マンションを借りて、4年〜5年程度で退去する時に、立ち会い確認を行うと、部屋を傷め放題(掃除したこともない⁇)の賃借人もいれば、本当に住んでいたのかなぁ?と思うほど綺麗に使用している賃借人もいます。

家主からしますと、両者とも長い間住んで頂いたお客様ですので、感謝すべきところですが、例えば、『キッチンは換気扇やコンロが油汚れでドロドロ、浴室や洗面所、トイレの中は換気が不十分で黒カビが発生し、掃除もせずにそのままの状態、建具や壁に大きな穴をあけていたり、床は傷だらけ』という状態で退去される方には、なかなか感謝はできないですよね。

入居者側からすれば、家賃を払っているのだから好きな様に住んで当然、ハウスクリーニング代を支払っているのだから、入退去時の掃除は家主がすれば良いと考える方もいらっしゃいます。

全ての方がそうではないものの、そういう考え方をした時にトラブルになることが多いです。

退去の際には、家主も入居者もお互いに感謝できる様な関係づくり(できる限り綺麗にお掃除をしてから退去)を心がけてみてはいかがでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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