不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

意外と掛かる〝不動産売却時〟の諸費用

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、不動産を売却する際の〝諸費用〟について書かせて頂きます。
f:id:tkHoumu:20210501094204j:plain

所有している不動産を売ろうと考えた時、購入希望者に買って頂く、『売買代金』とは別に考えておかなければならない金額があります。

それは〝手残り金額〟です。

例えば、売買代金が1,000万円であった場合でも、手残り金額は、800万円などになる事もあります。

売却する際の諸費用については、個々の不動産によって、ケースバイケースですが、考えられる諸費用としては、下記の様な物があります。

①不動産仲介手数料
②住所変更などの登記費用
③抵当権などの抹消登記費用
④売渡証書の作成費用
⑤譲渡所得に対する税金
⑥境界の明示(境界確定)費用
⑦古家の解体費用
⑧収入印紙など

個別の費用がどれくらい掛かるかに付きましては、ケースバイケースになりますので、割愛しますが、掛かる諸費用を事前に知っておく事が必要になると思います。
(どちらかと言えば、売買代金より〝手残り金額〟の方が大事です)

①〜⑧まで全て必要なケースもあれば、場合によっては、不要となる項目もあります。
(例えば、⑥の境界確定が既に出来ている場合や、⑦に関しては、建物の解体が不要な場合など)

また、⑤の税金に関しては、具体的な金額の算定は、不動産会社ではなく、税理士先生でなければ出来ません。一般的な事以外で、計算をする場合は、税理士先生を紹介して頂くなど必要となります。

〝手残り金額〟が自分の希望に達しない場合は、売買代金を高めに設定するか、売却を諦めるなどの選択が必要です。

購入希望者が見つかり、売買契約を締結した後で〝手残り金額〟が希望より不足しているので、『売買するのを辞めたい』となってしまうと、買主へ違約金の支払いが必要になる事も考えられます。

そうならない為にも〝手残り金額〟の概算を把握した上で、売買物件として市場に出す必要がありますね。

全ての諸費用に関して、ご自身で計算する事は難しいので、仲介して頂く不動産会社などに事前に確認して貰いましょう。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。