おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です！
本日は、寒い時期に集中する〝賃貸住宅の設備故障〟について書かせて頂こうと思います。
賃貸住宅の管理業務をしていると、日々、入居者様から設備故障や不具合への対応依頼のご連絡があります。
夏場に関しては、近年の猛暑により、エアコンの故障などの対応依頼が圧倒的に多いと思います。
冬場は、どうかと言いますと、ガス給湯器に関わるご相談が一番多い様に感じます。
賃貸住宅でも、オール電化住宅が増えて来ているものの、現状は、ガス給湯の物件が大多数だと思います。
そして、冬場は、入居者様から『お湯が出なくなった』というご相談が多発する時期でもあります。
その場合、考えられる事としては、断水や水道管の破裂、給湯器の故障やガス供給のトラブルなど様々です。
急激に気温が下がり、0度より下回ると、深夜などお湯や水を使用していない時に水道管や給湯器内の水が凍結してしまい、破裂して水漏れを起こしてしまう事があります。
↑↑↑たまたま最近の寒さで、実際の給湯器の水漏れに遭遇しましたので、撮影しました。
一方、気温が零下まで下がっていない時に、お湯は出ないけど、冷たい水は通常の水圧や水量で出るのであれば、断水や水道管の破裂などは考え難くなります。
そういった場合に、お湯だけが急に出なくなった時は、以下の2点が原因として考えられます。
①ガスメーターの安全装置が働いている
ガスのマイコンメーターは、例えば、電気のブレーカーと同様の安全装置が付いています。
寒い冬は、お風呂のお湯を長時間出しっ放しにしてしまう方もおられます。ガスを長時間使い過ぎた場合は、マイコンメーターの安全装置が働いて、ガスの供給がストップしてしまいます。
この場合は、ガスのマイコンメーターの赤ランプが点滅していますので、復帰ボタンを押して、ガスの供給を復帰させる事が可能となります。
②ガス給湯器の故障
ガス給湯器は寿命が8～10年くらいだと言われています。
お湯は出ないけど、室内のガスコンロなど別のガス設備が、通常通りご使用出来る場合は、ガス給湯器の劣化による故障が考えられます。この場合は、ご自身ではどうする事も出来ないと思いますので、管理会社に連絡をする必要があります。
管理会社が、ガス会社を手配して、ガス給湯器の修理やガス給湯器本体の交換等の対応になる事が多いです。ただし、それが終わるまでは、お湯が使えない状態が続きます。
寒い冬場に突然お湯が使えなくなるのは本当に困ります。
ただ、給湯器は、故障の前に何らかの前兆がある事が多く、例えば、給湯器から大きな異常音がする事が多くなったり、煙が出たり、異臭がする様になった場合は、管理会社へご連絡された方が良いです。
何事も早め早めに対応する事によって、大きな事故や不具合を防ぐ事が出来ます。
何か変だなぁと思った時は、すぐに管理会社へ連絡される事をお勧めします。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲
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