行政書書士の空き家対策Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

空き家に対して本気で取り組んでいる自治体は素晴らしいと思います!

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、空き家に対する自治体の取組みについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年7月17日(日)Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
ーーーーーーーーーー
空き家「タダでいいから引き取って」…移住促進・倒壊防止の「一石二鳥」狙う

人口減少で空き家が増えている富山県上市町は今年度から、移住者にタダで空き家を譲渡する制度「0円空家バンク」を開始した。移住者と譲渡者をつなぐ特設サイトを設け、所有者には不用品処分費などを補助して無償譲渡を促す。町内への移住を進めながら老朽空き家の倒壊も防ぐ“一石二鳥”の取り組みだ。(上田津希乃)

〜中略〜

 このサイトでは、〈1〉町民が町に相談する〈2〉町職員が物件の写真や、構造・建築年などの情報を掲載する〈3〉情報を閲覧した入居希望者が問い合わせる――という流れで進む。その後、譲渡までの交渉は、当事者間で直接やり取りする。
 町は町内で空き家の譲渡が進まない原因を調べる中で、所有者側に不用品の処分や届け出上の所有者が死亡している場合の相続手続きへの不安があることに気がつき、今年度からそれぞれ最大5万円補助することにした。一方、取得側には、最低2年の居住を条件に50万円支給する。改修や耐震補強も支援する。
〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/3791a8085250d7207ae61d70832b5540b40e9478
ーーーーーーーーーー
地方では、こちらのニュース記事と同様に、タダでも良いから誰かに空き家を譲りたいと思っている方は結構いらっしゃると思います。

ただ、不動産会社に相談したとしても、この様な0円の物件の仲介を行なっても、収益になりませんので、一般的には取り扱わないと思います。

そうやって、固定資産税だけ納税しながら、老朽化が酷くなり、大金を出して解体してしまうのを待つだけだった空き家を、タダでも貰って頂く可能性が増えるだけでも所有者にとっては、気持ちに余裕が持てる事になると思います。

もちろん、完全に0円という訳ではなく、所有権移転には登録免許税が必要でしょうし、譲渡された側にも贈与税を納税する必要があるとは思いますが、都会からの移住を考えている方からしても、この様な取り組みをしている自治体に興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。

今回の取り組みが成功して、それに習って他の自治体が、同様に街おこしをする様な事になれば良いのになぁと感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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