不動産×行政書書士Blog

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都市部では、相続税の納税が必要な方が多い

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

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本日は、『相続税の発生割合が高い都道府県ランキング』について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

 

f:id:tkHoumu:20230918090749p:image

 

以下ーー内は、2023年9月16日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー

「お金持ち」が多いのはどこ?「相続税」の発生割合が高い都道府県ランキング

「相続税」というとお金持ちにしか関係しない税金のイメージがありませんか? まさにその通りで、相続税は遺産が一定額以上ないと発生しない税金なので、基本的には、いわゆる「お金持ち」にかかる税金といえます。相続税は死亡した人の住所地の税務署に納めるので、相続税の発生割合が高い都道府県ほどお金持ちが多いと考えられます。 本記事では、相続税の発生割合上位の都道府県をランキング化してみたいと思います。

〜中略〜

相続税の発生割合が高い都道府県ランキング
相続税の課税割合を都道府県別に見ると、課税割合の高い都道府県ほどお金持ちが多いと解せますね。それでは、課税割合の全国平均9.3%を超えている上位10都道府県を紹介します。

●1位…東京都18.1%

●2位…愛知県14.9%

●3位…神奈川県14.1%

●4位…埼玉県11.1%

●5位…京都府10.6%

●6位…静岡県10.5%

●7位…奈良県10.0%

●8位…兵庫県9.8%

●8位…千葉県9.8%

●9位…大阪府9.5%

お金持ちの多い都道府県と聞くと多くの人が、田園調布や成城学園前など数多くの高級住宅街を有する「東京都」を思い浮かべるのではないでしょうか。そのとおりに東京都が18.1%で断トツの1位です。全国平均の約2倍と考えると、非常に高率であることがわかりますね。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/af76ec3d92b57ab8b81ac9c5d54519ac883bc7a6

ーーーーーーーーーー

2021年分のデータということですが、相続税の課税割合が9.3%もあることに驚きました。

僕が思っていたより、結構相続税を納めなければならない方は多いんだなぁ…と。

本ニュース記事内の図表1では課税割合の推移を示していますが、平成27年から全国的に課税割合が大きく上昇しているのは、相続税の基礎控除が、『5,000万円+法定相続人の数×1,000万円』であったのが、現在の『3,000万円+法定相続人の数×600万円』に引き下げられたためです。

都道府県別に見た場合、お金持ちが多いかどうかより、地価相場が高い都道府県なのかなぁと思います。

少し前のデータになりますが、平成30年12月の国税庁の『平成29年分の相続税の申告状況について』で発表されている相続財産の金額の構成比は、土地36.5%(平成28年38.0%)、現金・預貯金等31.7%(平成28年31.2%)、有価証券15.2%(平成28年14.4%)の順となっています。

(以下参照ページ)

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2018/sozoku_shinkoku/index.htm

こちらを見ますと、所有している財産の内訳の中で、土地などの不動産が現金や有価証券よりも金額が大きいということが分かります。

不動産の場合、人口が少ない地方よりも人口が多い大都市の方が、一般的に同じ広さでも価格が高くなります。

ただ、土地などの不動産を相続した際、相続税を支払わなければならなくなった時に、その土地を売らなければ相続税の資金がないという方もいらっしゃると聞いたことがあります。

相続が発生してから不動産の売却準備をする様になると、納税の期限までに売れなかったら…という心配もあります。

もしかしたら相続税の納税が必要になるかも分からないという方は、相続が発生するまでに、どれくらいの資産があり、どうすれば後々困らずに相続ができるのか、家族でお話をする機会を持たれることが必要かも知れませんね。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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