不動産×行政書書士Blog

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【単身高齢者の増加】と【賃貸住宅の空室過多】の問題を同時に解消出来ないか…⁇

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、単身高齢者が、賃貸物件を借りにくい事情について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。



以下ーー内は、2023年6月10日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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身寄りのない高齢者は賃貸マンションに住めないのか? 不動産業者が高齢者に貸したがらない「5つの理由」

 国内で少子高齢化が進む中、単身高齢者も増加傾向に。単身高齢者には「賃貸物件を借りにくい」などの不安もある。身寄りのない高齢者などは、どうすればよいだろうか。実際の法律相談に回答する形で、弁護士の竹下正己氏が考察する。

【相談】
 70歳になる年金生活者、居住のことが心配です。秋に宅地開発が行なわれる予定で、住み続けているアパートを退室しなければいけなくなりました。そのため、慣れない不動産屋巡り。ただ、どの店も高齢者の私に、いい顔をしてくれません。やはり、身寄りのない高齢者は、賃貸マンションに住めませんか。

【回答】
 高齢者に貸したがらない理由としては、【1】高齢者の収入が少ないので、家賃の支払いが不安。【2】家賃滞納で居座られれば、裁判手続きが必要で、手間と時間がかかり、回収できない損が増えるだけ。【3】裁判を経て立ち退かせるとしても、高齢者を追い立てるのは、人情において忍びない。【4】高齢者は青壮年に比べ、身体が弱く、僅かな段差でも転んでケガをし、寝たきりになり、理由の【1】に拍車をかける。【5】平均余命が少ないので、死亡の割合が高く、単身高齢者だと孤独死になる可能性も高く、発見が遅れると居住区画は悲惨な状態を帯び、修復に莫大な費用がかかる場合もある……などが挙げられます。

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/58639eb3e9b9c2afdf9729e707e217f26a66dc29
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賃貸住宅のオーナー側からすれば、上記ニュース記事の【回答】の通り、身寄りのない単身高齢者にお部屋を貸すのが消極的になる理由もあり、それは理解できます。

ただ、高齢者向けにお部屋を貸すことは、空室過多でお困りの賃貸住宅のオーナー側にはメリットがあります。

まず、高齢者向け需要の増加があります。
人口の高齢化が進んでおり、高齢者向けの住宅需要が増えています。
高齢者は快適な生活環境を求める傾向があり、その需要に応えることで空室過多の賃貸住宅の空室率を減らすことが期待できます。

また、安定した収入源にもなり得ます。
高齢者向けにお部屋を貸すことは、半年や1年の短期間ではなく、長期的な入居期間を想定できるため、賃貸住宅のオーナーからすれば、比較的安定した収入源になり得ます。
高齢者は安定した住まいを求めることが多く、長期的な契約を結びやすい傾向があると思います。

ただし、高齢者向けに部屋を貸す際には、安全性やバリアフリーなどの配慮が必要です。高齢者が快適かつ安心して生活できる環境を提供することが重要です。また、地域の高齢者ニーズや市場動向を理解し、適切な価格設定やマーケティング戦略を考慮することも重要です。

単身高齢者の増加と賃貸住宅の空室過多の問題は、今後、解消をしなければいけない社会問題となっています。
問題解消のために、単身高齢者がお住まいするにあたって、見守りサービスを付けたり、万が一のための損害保険の加入など、賃貸住宅オーナーや賃貸管理会社ができることはあります。
ただ、貸主側の努力だけではなく、単身高齢者に積極的にお部屋を貸したいという環境づくりのためには、行政の協力も必要なのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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