不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

歴史や文化を後世に伝えるため不動産を維持・管理・保存することは重要

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、昭和初期の建物を改修して当時の景観を残す活動について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年1月10日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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ブリ漁で潤った町の「ブリ御殿」 取り壊しの危機に

ブリ漁が盛んな愛知県尾鷲市九鬼町で、「ブリ御殿」と呼ばれる空き家を改修する取り組みが進んでいる。昭和初期にブリ漁で潤った名残で町内には重厚な造りの住宅が多いが、近年は人口減で空き家が増えてきた。関係者は「当時の活気を感じさせる景観を守りたい」と話している。

〜中略〜

限られる行政の対応
 三重県によると、県内の空き家は2018年時点で13万戸に上り、県内住宅の約15%に相当する。1988年から約2・4倍に増加した。尾鷲、熊野両市などの東紀州地域の空き家の割合は約28%を占め、県内の地域で最も高いという。  尾鷲市は昨年、倒壊などのおそれがある「特定空き家」の1軒を行政代執行で解体・撤去した。市によると、市内には大規模修繕が必要な空き家が80軒ある。市民サービス課の湯浅大紀課長は「倒壊を防ぐために行政ができるのは啓発活動くらい。改修の取り組みはとてもありがたい」と話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f8dc98e2c4e3a776a939b0cb457ecd7a8447b7b

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時代の流れとともに、かつて栄えていた街の産業が衰えて、人口が減少するとともに空き家が増加している地域は多いと思います。

ただ、空き家を壊して更地にしていくだけではなく、歴史や文化を後世に伝えるために建物(不動産)を維持・管理して行くことは大切だと思います。

本ニュース記事では、学生が障子の張り替えに挑戦しているということが書かれていましたが、現在では、障子がある家庭自体少なくなっているため、貴重な体験をされたのではないかと思います。

空き家になると傷みが早いというのは僕も実感しているところで、換気を行わず窓などを閉め切ったままだと、湿気が家の中にこもりやすくなり、カビなどが繁殖しやすくなります。その結果、建物の劣化が早くなります。

行政の対応としては、空き家が倒壊しない様に維持管理の啓発活動だけを行うというのではなく、積極的に空き家を利用してくれる移入者を増やすための活動にも力を入れる必要があると思います。

人口減少により日本全国で空き家が増えるのは仕方がないことかもしれませんが、地域の歴史や文化を後世に伝える様な取り組みは重要なのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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