不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

建設業界の倒産急増がもたらす不動産業界への影響

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

にほんブログ村 住まいブログ 空き家・空き家活用へ
にほんブログ村

本日は、建設業者の倒産件数が急増していることについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年1月11日(木)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー

建設業の倒産件数1,600件超に急増/TDB

 (株)帝国データバンクは10日、「建設業」倒産動向調査(2023年)結果を発表した。

 23年に発生した建設業者の倒産件数は、1,671件(前年比38.8%増)と急増。増加率が30%超となるのは00年以降初で、リーマンショック期(08年:3,446件、前年比17.3%増)にも見られなかった高水準となった。8年ぶりの1,600件超えで、コロナ禍前の19年(1,414件)を上回り、14年以降の10年間では2番目の多さ。

〜中略〜

倒産急増の背景にあるのは、資材の高騰と人手不足などに伴う「建設コストの上昇」。請負単価が上がらない中で資材高騰の局面が続き、元請け、下請けともに収益力が低下している。人手不足の問題は工期の延長も引き起こし、元請業者による下請業者への支払延期要請も多く、孫請け以下の工事に関係する業者全体の資金繰りにも影響した。

 建設業界では、残業時間の上限規制(2024年問題)が4月から適用されることから、業界団体の声掛けを中心に、価格転嫁や工期の適正化が進められている。しかし、下請業者への浸透には時間がかかる可能性もあり、さらなる建設コスト上昇、倒産増加も懸念されると同社は予測している。

https://www.re-port.net/article/news/0000074615/

ーーーーーーーーーー

近年、資材や人件費の高騰が建設業界に大きな影響を与えています。この問題が引き金となり、建設業界の倒産が急増することは、不動産業界にも深刻な影響をもたらす可能性があります。

まず、建設業者が倒産することで、建設プロジェクトが遅延するリスクが高まります。これにより、予定していた時期に物件が完成しない可能性があり、不動産業者は予想外の損失を被ることになります。さらに、完成までの間に発生する追加コストが、プロジェクトの収益性に悪い影響を及ぼすのではないでしょうか。

また、建設業界全体が不安定になることで、金融機関や投資家も慎重になり、資金調達が難しくなる可能性があります。これが不動産プロジェクトの資金繰りに悪影響を及ぼし、計画が頓挫するリスクも高まるのではないでしょうか。

以上の様に、建設業界の倒産急増は、不動産業界にとっても大きな課題となり得ます。建設業界では、本年4月から適用される残業時間の上限規制(2024年問題)により、更に建設コストの上昇が心配されていますが、業界全体が協力して解決策を模索することが不可欠ですね。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。