行政書書士の空き家対策Blog

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徳島県の地価下落と空き家問題が生む未来への不安

こんにちは😃🌞
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

本日は、本年度の徳島県の地価調査結果について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年9月17日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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平均地価は26年連続で下落 県が土地取り引きの目安となる地価調査結果公表【徳島】

9月17日、徳島県は、土地取り引きの目安となる地価調査結果を公表しました。

公表されたのは、徳島県内に185か所ある基準地の7月1日時点の地価です。

平均地価は1平方メートルあたり3万5500円で、26年連続の下落となったものの、変動率はマイナス1.1%と0.1ポイント縮小、4年連続の縮小となります。

商業地で最も高かったのは、20年連続で徳島市一番町3丁目で、価格は前の年より1.1%上昇し、1平方メートルあたり37万円でした。

住宅地で最も高かったのは、19年連続で徳島市新蔵町2丁目で、価格は2023年同様の1平方メートルあたり13万9000円でした。

工業地については、徳島南部自動車道の整備が進み、マリンピア沖洲の利便性が向上したことなどから、全体で1.1%上昇しています。

また、今後は徳島県と徳島市が進めるまちづくり構想がさらに具体的になれば、徳島駅前周辺の地価が上がる可能性はあると予測されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81d223243aea5539297d0b998ccd9bf1587a2b7c

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徳島県の地価下落が26年連続という現状は、空き家や空き土地問題と密接に関連していると感じます。

全国的に地方の多くで人口減少や高齢化が進む中、徳島も例外ではなく、特に過疎化が進む地域では空き家や使われていない土地が増え続けています。これらの空き家や空き土地は、不動産市場の需要を低下させ、地価のさらなる下落を招く悪循環を生んでいるように思います。

特に、住宅地で最も高い新蔵町2丁目の価格が前年と同じという結果は、県内全体の住宅需要が伸び悩んでいることを象徴しています。多くの地方と同様に、若者の県外流出が続く徳島では、空き家が増え、不動産価値が下がる中で、居住者や投資家を引きつける魅力を失いつつあるのではないでしょうか。

また、工業地がわずかに上昇したものの、それは特定のインフラ整備に依存しているケースで、県全体の地価に波及効果をもたらすかは疑問が残ります。空き家問題が解決されない限り、地域全体の魅力は低下し続け、地価回復も限定的なものに留まる可能性が高いでしょう。空き家や空き土地の活用策を早急に講じない限り、地方の不動産市場の持続的な成長は難しいと感じます。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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