行政書書士の空き家対策Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

〝賃料査定〟もAIに取って代わられるのか⁈

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、不動産賃貸仲介や管理の場面で行う〝賃料査定〟についても、AIで査定が可能になったとのニュースがありましたので、その件について書かせて頂こうと思います。
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以下ーー内は、2021年9月9日(木)付、 株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。
ーーーーーーーーーー
AI査定、区分所有マンションの賃料査定を可能に

 東急リバブル(株)は8日、不動産の価格査定をホームページ上で行なう「スピードAI査定」において、これまでのマンション・一戸建て・土地の売却査定に加え、区分所有マンションの賃料査定ができるメニューの提供を開始した。

〜以下略〜
https://www.re-port.net/article/news/0000066752/
ーーーーーーーーーー
こちらのニュース記事では、『区分所有マンション』の〝賃料査定〟となっていますが、今後は一般の賃貸マンション・アパートの〝賃料査定〟もAIで簡単に算出が出来る様になりそうな気がします。

これまで、僕は〝賃料査定〟をする場合、入居者目線(入居者ニーズを考えて)を重視して行って来ました。

その作業は、結構奥深くて、例えば、下記の様な項目を分析して、賃料を査定して来ました。
①構造(RC造、鉄骨造、木造など)
②間取り(住みやすいかどうか?収納の広さなども)
③築年数
④遮音性(外部の音、隣室の音)
⑤外観の見た目(エントランスやゴミ置き場なども含めて)
⑥セキュリティ(オートロックや防犯カメラの設置)
⑦駐車場(適正な台数確保が出来ているか?)
⑧駐輪場(適正な広さがあるか?)
⑨立地・環境
その他諸々

これらを考慮しながら、近隣同種の物件との比較を行って、尚且つ、階数や角部屋、中部屋にも差を付けながら1,000円単位までの〝賃料査定〟を行なって来ました。

入居者目線で考えるのはなかなか難しくて、簡単な作業ではありませんでした。

これらの作業をAIが簡単に出来る様になれば、査定営業マンの仕事が無くなってしまいますよね。

ただ、あくまでも〝賃料査定〟に必要なのは、入居者目線だと僕は考えています。
過去の成約データだけでなく、その〝入居者目線〟のニュアンスをAIが判断出来るのかどうか見ものです。

以前にも書かせて頂いた通り、AIに仕事を取られない様に、今後も経験を活かした仕事をしたいものです。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲


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