不動産×行政書書士Blog

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『ペアローン』にはリスクがある事をしっかり理解しましょう

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、住宅ローンの「ペアローン」について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

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以下ーー内は、2023年11月13日(月)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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住宅ローンを「ペアローン」で組もうと考える30代夫婦です。なぜ「安易」に組むべきではないのでしょうか?

30代の共働き夫婦が住宅ローンを組む際、不動産会社や銀行などから、おすすめの方法としてとり上げられるのが 「ペアローン」 です。しかし、この選択には落とし穴がひそんでいることがあります。

今回は、ペアローンを選択する際の注意点をくわしく解説します。

〜中略〜

ペアローンは安易に組むべきではない
ペアローンは、1人で組むときより高い額で住宅ローンを組むことができ、夫と妻のそれぞれが団体信用生命保険へ加入することにより、リスク分散もできる、というメリットもあります。

しかし、夫婦の一方に収入の減少が起これば、実質的に1人で2人分のローンを返済することになり、負担が大きくなる懸念(けねん)もあります。さらに万が一、離婚することになれば、家をどうするか、互いに連帯保証人となっている2本の住宅ローンをどうするか、と大きな問題が2つも発生します。

住宅ローンを検討している夫婦にとって、不動産会社や金融機関の提案するペアローンは魅力的にうつるかもしれません。しかし、ペアローンは、1度問題が起こると、それが非常に大きくなる可能性を有しています。特に30代の夫婦であれば、これから子育てが本格化したり、キャリアに変更が起こったりと、世帯の経済状況が大きく変わることも珍しくありません。

ペアローンを組む際には各リスクを考慮し、そのリスクを許容(きょよう)でき、かつ、それを解決する方法が想定できる場合にのみ組むことをおすすめします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c57c62f90ca096d0d3cd794c3eda74351e6df90b

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実際に、ペアローンを組まれて住宅を購入した方が、数年後に離婚することになった時に、住宅の売却についてご相談に来られる場合もあります。

離婚時に生じる経済的な混乱は、ペアローンのリスクのうちの一つとなります。夫婦が共同で借り入れたローンがある場合、離婚後にその債務の責任をどちらが負うかが問題となります。別居や離婚に伴い、収入や資産の分割が複雑化し、ローンの返済が困難になる可能性があります。

特に共同名義のローンでは、どちらか一方が支払いを怠れば、もう一方がその負担を強いられることがあります。離婚協議や裁判によって債務の分担が決まるものの、実際の支払いにおいて問題が生じることもあります。さらに、元配偶者が支払いを怠った場合、信用履歴に悪影響を与え、将来の借り入れに影響を及ぼす可能性も考えられます。

ペアローンを組まなくても(無理をして高額の住宅ローンを組まなくても)購入できる程度の金額で理想の物件が手に入るならば、それに越したことはないと思いますが、現在は、住宅価格が高騰していることもあり、夫婦2人で協力して住宅ローンを組まないと、理想の住宅を手に入れるのが難しくなっています。

離婚時のペアローンのリスクを軽減するためには、金融機関とのコミュニケーションを大切にし、夫婦双方が責任を理解し合うことが、将来のトラブルを回避するために不可欠です。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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