行政書書士の空き家対策Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

郊外の不動産相続に関する新たなトレンド、避けたい人々の増加

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、最近の不動産の相続トラブルなどについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年2月18日(日)付、 Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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両親の死後、〈郊外の実家〉を相続した中堅企業サラリーマン、高値で売却を決意も…妹が放った「驚愕の一言」に戦慄【専門家が解説】

〜中略〜

あたりまえですが、不動産はただ所有しているだけで、固定資産税や地域によっては都市計画税がかかります。家を維持していくには、マンションなら管理費や修繕積立金の負担が毎月発生します。

戸建て住宅でも家の風通しや通水などをこまめにしていないと、特に木造住宅などはあっというまに傷んでしまいます。細かな修繕費用の負担、庭木の剪定などなど費用の塊です。

このように誰も使わない、そして誰の役にもたつことがない不動産であっても、不動産は引き継がれていくのです。

車や機械であればこれをなくしてしまう、つまり捨ててしまうことができますが、不動産は家を壊せても、土地を削り取ってこの世からなくしてしまうことは不可能です。マンションに至っては自分の意思では壊すこともできず、月々の費用負担からも逃れることができません。相続財産の対象としてなかなか厄介な存在なのです。

相続とは、世間ではなんとなく、税金の問題? とステレオタイプに考えがちなのですが、そうではありません。まず相続はどこの家でも必ず発生するものです。それは人が亡くなるからです。そして亡くなった人は何らかの形で「遺産」を持って亡くなるものなのです。

普通の家庭で普通に起こるのが相続です。そしてその受け継がれていく遺産の中に、税金はかからなくとも、厄介者となった不動産が隠れているのです。

牧野 知弘

オラガ総研 代表取締役

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee753a864af7fbb29f624ac168003a67cbd8535e

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1980年代後半から1990年初期のバブル景気の時代は、株価の上昇、不動産価格の上昇、その他個人資産なども増大し、社会全体が好景気を実感した時期でした。この時代は、土地の転売が最も盛んに行われた時期で、多くの方が不動産は儲かると考えて、不動産投資を行いました。

この様な時代であれば、不動産の相続で、兄弟など複数人の相続人がいる場合は、極端な言い方にはなりますが『奪い合い』の様な感じになっていたと思います。

一方で現在は、『所有者不明土地』や『空き家問題』など、不動産にはマイナスのイメージもあり、不要な不動産はできる限り所有しない方が良いと考える方が増えていると思います。

(複数人での相続であれば、『押し付け合い』の様な感じになると思います)

上記のニュース記事にもあります通り、不動産は、毎年、固定資産税や都市計画税が掛かる他、維持修繕費やそれに伴う手間も掛かります。

高く売れるならまだ良いのですが、郊外の築古の実家であれば、あまり期待も出来ないかも分かりません。

共有で所有してしまうと、色々と不具合があり、将来後悔することになるかも分かりません。出来れば、空き家にして置いておくのではなく、単独相続した上で、即売却されるのがベターですね。

売却に時間が掛かれば、ストレスが大きくなります。私見ですが、価格が高い、安いとあれこれ考えるよりも、できる限り『早い』を優先される方が良いのではないかと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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