不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

不動産を「相続トラブル」の火種にしないために

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

にほんブログ村 住まいブログ 空き家・空き家活用へ
にほんブログ村

本日は、「相続トラブル」について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

f:id:tkHoumu:20231031130232j:image

以下ーー内は、2023年10月30日(月)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー

「相続トラブル」は財産の過多と相関するわけではない 影響しやすいのは相続人の数や関係性、不動産も火種になりがち

 多くの人が老後資金のために節約や資産運用などのやりくりで苦労しているが、何とかそれができた場合、残ったお金は子供や孫が受け継ぐことになる。もし、あなたが老後資金に一抹の不安を抱えているような「ごく普通の家庭」なら、とりわけ相続トラブルに注意すべき。「相続はお金持ちの家庭だけの問題」と思ったら大間違いだからだ。

〜中略〜

トラブルの火種になりやすい不動産
 加えて大切なのは、財産の内訳だ。特にトラブルの“火種”になりやすいのは自宅や土地などの不動産。お金に換算するのが難しく分けにくいうえ「生まれ育った家」「先祖代々の土地」など、相続人おのおのに強い思い入れがある場合も少なくない。

「自宅以外の財産がない場合や、複数人の共有名義になっていたり、地方にある古くて処分しにくい不動産だったりすると、トラブルはより起きやすくなります。  

 また、父が亡くなったときに長男が自宅を相続し、その後母が亡くなったときに次男が“自分は家をもらえなかったから、お母さんの財産はすべて相続したい”と主張してトラブルになることもある」(的場さん・以下同)

中には、自宅や家業は長男が相続すべきだと思い込んでいる人も少なくないが、法律的には、兄弟姉妹間での相続の権利に上下はない。

「長男かどうかよりも、その不動産に住んでいるかどうかや生活状況といった現実的な部分を総合的に勘案して取得する人を決めるケースの方が多いのです」  

 不動産相続のトラブルは「取り合い」だけではない。維持費や売却の手間がかかったり、売れても二束三文にしかならなかったりして「負の財産」になることも多いためだ。さらに来年4月からは相続から3年以内の不動産登記の義務化も始まるため、不動産をめぐる相続トラブルはますます増えることが予想される。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/70c1ad8f7b810d1951d777abf40a5d47cae900ed

ーーーーーーーーーー

現金化しにくい不動産が「相続トラブル」の火種になる可能性があるのであれば、自分が生きているうちに所有している不動産を処分しておくことを考えてみる必要があるかもしれません。

ただ、不動産の処分は、個別の状況によって異なりますので、その判断は慎重に行う必要があります。

まず、所有している不動産が将来的に相続人に利用されるかどうかが鍵となります。家族がその不動産を将来的に必要とする可能性がある場合、処分せずに所有し続けることが賢明かもしれません。家族が住宅として使用されたり、収益を生み出す可能性があるかもしれません。

また、不動産の売却には税金や手数料がかかり、これらの費用も考慮する必要があります。売却による利益と費用のバランスの確認も必要ですね。

一番大事なのは、相続人の希望を考慮すべきです。相続人が不動産を所有し続けたい場合、その意向を尊重することが重要です。

そのためには、まず、自分が持っている全ての資産を把握し、書き出すなどした上で、自分が元気なうちに相続人になるお子様などと、お話し合いをされることが大事ですね。

相続人は、不動産を所有し続ける場合、維持コストも考慮しなければなりません。例えば固定資産税や火災保険料や修繕費用などです。

最終的な決定は、具体的な状況に応じて決めていけば良いと思いますが、確かに不要な不動産を相続して困っている方はたくさんいらっしゃいますので、不動産の相続で困らない様にするためには、普段からの親子のコミュニケーションが最も大事だと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。