おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
本日は、『不動産の“負動産”化と増える相続放棄』について書かれたニュース記事を読ませて頂いて、僕が感じた事を書かせて頂こうと思います。
以下ーー内は、2022年9月25日(日)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
ーーーーーーーーーー
長野県内の相続放棄、最多3750件 老朽家屋の「負動産化」一因 21年受理
県内の家庭裁判所が2021年、預貯金や借金、不動産などの遺産を一切受け継がない「相続放棄」を受理した件数が3750件に上り、過去20年で最多となったことが23日、分かった。特に老朽化した家屋は、住む予定がなくても維持費や固定資産税のかかる“負動産”といわれ、敬遠されがちなのが一因。誰も相続しないと、放置され手入れの行き届かない空き家の増加につながるため、対策が急務となっている。
〜中略〜
相続放棄した空き家、その後は?
相続人全員が相続放棄した空き家の所有は、宙に浮いた状態になる。その後の扱いはどうなるのか。故人の債権者など利害関係人らは家庭裁判所に対し、弁護士や司法書士など「相続財産管理人」の選任を申し立てることができる。管理人は債務を清算し、残った財産は国庫に帰属する。市町村が、危険な空き家の解体などを目的に、申し立てするケースもある。
ただし、この手続きにかかる費用は高額になりがちで、現実には、誰も申し立てずに、土地建物が所有者不明のまま“塩漬け状態”になることも。長野市空き家対策室によると、樹木の繁茂など住民からの苦情を受け、対応を協議中の「所有者不明空き家」は市内で21件。このうち約半数の10件が相続放棄されているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/612f25386321dbc843d41aa2fcad6934d453d7ad
ーーーーーーーーーー
維持管理も出来ず、解体費用の捻出も難しい場合、相続放棄という選択も仕方がない様には思います。
ただ、老朽化した不動産が相続のネックになっているのであれば、その不動産を格安の金額であれば現状のまま買って頂ける方が〝本当に〟いないのか、相続放棄の前に最後に専門家にご相談されてみるのも良いのではないでしょうか。
僕自身、以前は既成概念から『これは売れない』と考えてしまう物件もありましたが、古くて傷んでいても価格次第では買って頂ける方が現れる事も多々あり、最初から『売れないだろう』と考えるのはやめる様にしました。
相続財産のうち、不動産だけが問題なのであれば、それが解決すれば、相続放棄までしなくても良い事ですので、検討の余地はあるのではないでしょうか。
しかしながら、日本の空き家問題は深刻ですね。
一つの問題解決策として、中古住宅の流通を促進させる事がありますが、僕たち不動産業界で働く者も、中古住宅購入の安全性をアピールして行くなど、住宅購入の選択肢を増やして頂ける様な活動をして行く必要性がありそうです。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲
プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。