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和歌山県田辺市の空き家問題解決への取り組み

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、和歌山県田辺市の空き家の問題への取り組みについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年5月28日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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空き家を資源に生かそう 田辺市が民間と連携強化へ、和歌山

 増え続ける空き家の問題を解決しようと、和歌山県田辺市はこの夏から、民間と連携した新たな取り組みを始める。市建築課が窓口となって、解体やリフォーム、買い取りなどさまざまな事業者と所有者をつなぐ体制を構築。空き家の放置を未然に防ぎ、地域資源としての活用を進めていきたいという。

 人口減少や少子高齢化に伴い、全国的に空き家が増加している。空き家は管理せずに放置しておくと、衛生環境の悪化や倒壊などさまざまな危険を抱えることになる。

 市ではこれまで、危険度が高い空き家の解消に優先して取り組んできた。倒壊の恐れがある「不良空き家」の解体費用を補助する制度を2017年度に創設し、これまでに約150件の活用があった。市が空き家の所有者と隣接住民の間に立ち、解体費と登記費程度で売買が成立するようあっせんする独自の制度も設けており、約50件の実績がある。

 市内の危険な空き家は、ほぼ解消された。ただ、高齢化は加速し、新たな空き家が次々と増えていく。処分に困り、どうすればいいのか悩んでいる所有者も多い。一方で「古民家を改築してゲストハウスを開きたい」「新築には手が届かないが、中古物件を買いたい」といった需要もある。

 そこで、これからは「空き家を放置させない」「売却や賃貸など、資源としての流通促進を図る」ことに力を入れる。解体や耐震診断についてはこれまでも事業者と連携して取り組んできたが、今後は、空き家の活用に向けてもさまざまな事業者と連携を強化していきたいという。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa89a925fa84512a6a45431a23533b42c20e1aeb

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近年、日本全国で問題となっている空き家の増加について、和歌山県田辺市が新たな取り組みを開始するというニュースを読み、非常に興味深く感じました。特に、市と民間が連携し、所有者と事業者をつなぐ体制を構築するという働きかけは、従来の行政のみの対応では限界があった部分を補完するものであり、非常に効果的だと感じます。

空き家の問題は放置されがちですが、適切に対処しなければ景観の悪化や治安の問題、さらには地域の価値の低下を招きかねません。田辺市がこうした問題に対して積極的に取り組む姿勢は、他の自治体にも大いに参考になるでしょう。特に、解体やリフォーム、買い取りといった具体的な対応策を用意し、それぞれの専門事業者と連携することで、迅速かつ柔軟な対応が可能になります。

また、この取り組みは単なる空き家対策にとどまらず、地域資源としての空き家の活用を進める意図もあるとのこと。これは、空き家を地域の活性化につなげる新しい試みであり、観光資源としての活用や地域住民の交流の場としてのリフォームなど、多様な可能性を秘めています。

特に、若者や子育て世代にとっては、手頃な価格でリフォームされた住居が提供されることは、移住や定住の大きな動機となり得ます。これにより、地域の人口減少問題にも対処できるかもしれません。さらには、地域の伝統や文化を継承しつつ、新しい住民との交流が生まれることで、地域全体の活性化につながる可能性があります。

田辺市の取り組みは、空き家問題に対する一つのモデルケースとして、今後の展開が非常に期待されます。他の自治体もこの成功例を参考にし、地域特性に応じた対策を講じることで、全国的な空き家問題の解決に一歩近づくことができるのではないでしょうか。このような取り組みが広がり、日本全体がより住みやすい環境になることを願っています。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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