不動産×行政書書士Blog

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放置は危険!大規模修繕は必要です!

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸住宅の大規模修繕について書いて行こうと思います。

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アパートやマンションなどを建てたり、購入して、長期的に賃貸経営をする上では、大規模修繕工事は避けては通れません。

大規模修繕は、賃貸住宅の外部修繕が、主になりますので、まず必要になる事として、外壁・屋根の塗装と、外壁のひび割れやコーキングなどの補修、陸屋根の屋上や各居室のバルコニー内などの防水工事が必要になります。

建物にとって、雨水の侵入を防ぐ事は、最重要になります。

外部以外にも、リフォーム業者に点検をしてもらい、今後、長期的に必要な設備の修理や交換について、対応してもらう事が必要です。

大規模修繕工事は、建物に何か不具合が出た(雨漏りがあったなど)後に行うのではなく、築後約10〜15年に一度のペースで、計画的に行うことが重要となります。建物の劣化を事前に防ぐ為に、早め早めに実施することがポイントです。

外壁や屋根の塗装を1度行うと、塗料の種類にも寄りますが、だいたい耐用年数は10年前後と言われています。
この期間に合わせて、計画的に費用を積立てて行く事が大事です。

長期に渡って建物を維持して行き、入居者にも快適に住んで頂く為には、特に日々太陽光による紫外線や雨水にさらされている、外壁や屋根を守ることが大事です。

また、私見ですが、大規模修繕に至るまでの日常的な清掃や点検、予防的な修繕によって、大規模修繕の期間を、少しは後ろ倒しにする事が可能になると思っています。
建物も人間の体と同じく、具体的な症状が出てくる前に異常に気付く事が重要です。
賃貸管理会社に日々の点検や清掃を委託している場合でも、たまには、ご自身の目で、現状を確認する事は非常に大事だと思います。

賃貸経営をする上では、入居者に安心して快適に過ごせる環境を提供する事を最重要と考えなければ、空室過多で、大規模修繕工事の費用を積立てる事も出来ません。

日々の適切な管理をしながら、常に満室に近い状態を保つ事、そして、近隣同種の物件に比べて、著しく家賃が下がってしまわない様に、人気物件にして行くという気持ちが、一番大切だと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲