不動産×行政書書士Blog

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築古マンションの〝管理不全〟問題

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、分譲マンションの老朽化と「管理不全問題」についてのニュース記事を読ませて頂き、感じた事を書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年5月19日(木)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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マンション住民の高齢化が引き起こす「管理不全問題」 老朽化放置で廃墟化への不安

子供が独立した後、高齢夫婦で住むには広くなりすぎた戸建てを売却し、ダウンサイジングしたマンションに住み替える――ライフプランとして理に適っているように思えるが、実際にはそう簡単にいかないことが多い。不動産ジャーナリストの榊淳司氏が言う。

〜中略〜

「築年数が古いほどマンション価格、賃貸の家賃ともに安くなりますが、その一方で、老朽化が進んで空室が増加したり、居住者の高齢化でマンション管理組合の役員のなり手がいなくなって、管理不全に陥るマンションは少なくありません。組合が管理会社への業務委託費用を支払えず、会社が手を引いてしまうケースもあります。
 そうなると、共用部の日常清掃や維持管理だけでなく、建物の補修・修繕も難しくなる。たとえば、剥落した外壁を修繕せず放置すれば、劣化が進んで内部のコンクリートや鉄筋が傷み崩落の危険が生じる。マンションの管理不全は最悪の場合、生命にかかわる安全面の問題を招きかねません」

このままでは廃墟に

 国土交通省の推計によれば、築40年超のマンションは20年の103万戸から40年には4倍の404万戸になるという。
 また、東京都が実施した調査では、1983年以前に建てられたマンションの約16%に管理不全の兆候があると分かった(2021年12月末時点)。同調査では、「管理組合」「管理費」「修繕積立金」「総会開催」「管理者」「管理規約」「修繕の計画的な実施」の7項目について、いずれかが「ない」と答えたマンションを「管理不全の兆候がある」と判定している。
〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e6d5b647470407227582941677c5faaf6b0714
ーーーーーーーーーー
年々、築年数が古くなって行きますので、築古マンションが増えて行くのは仕方のない事です。

マンションが新築の頃、30歳代〜40歳代だった方がそのまま住み続けているとすると、築40年経てば、70歳代〜80歳代になります。

子どもが成人して同居すれば、入居者の若返りもあるかも分かりませんが、70㎡くらいのマンションのお部屋に二世帯が同居するのは難しいのかも分かりません。

中には売買の流通が多い物件もありますので、その様な物件だと、若い方が新たに入居される事もあるかとは思います。

古くなったマンションで〝自主管理〟の様な状況になると、どうしても日常清掃や点検業務、また、計画的な修繕が疎かになる場合が多く、物件の老朽化が進んでしまいます。

少子高齢化の流れで、なかなか難しい問題なのかも分かりませんが〝管理不全〟に陥るマンションが少なくなる様に、自治体や業界団体の働きかけも重要になって来るのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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