不動産×行政書書士Blog

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『特定空き家』に指定されると、税負担が大きくなる

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、『特定空き家』等について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2022年11月30日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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空き家となった実家を放置すると6倍の固定資産税がかかる!? 空き家を所有した際に注意すべき点や対策とは?

誰も住まなくなった空き家を抱えたとき、そのまま放置していると固定資産税が6倍に跳ね上がってしまうかもしれません。そのような事態にならないよう、どのような対策をしたらよいのでしょうか?
空き家の固定資産税が6倍になる!?

空き家は、人が住んでいたころのような状態で維持されていれば、固定資産税が6倍になるようなことはありません。

しかし、使わないからといって空き家を放置し荒廃させてしまうと、「特定空き家」に指定されて、固定資産税が6倍になってしまいます。ここでは特定空き家について詳しく解説します。

■特定空き家とは
特定空き家とは、そのまま放置していると周辺環境や近隣住民に悪影響があると判断された空き家のことです。

平成26年に「空き家対策特別措置法」が制定され、自治体は特定空き家に対して環境を改善するように、助言や指導をすることができるようになりました。

特定空き家に指定されるのは以下の条件に当てはまる場合です。

【特定空き家の条件】
(1)そのまま放置すると倒壊等の危険がある状態
・建築物の老朽化や破損
・土台の腐朽や犠害

(2)そのまま放置すると衛生上有害となる恐れのある状態
・ゴミの放置による悪臭
・害虫や害獣が発生している

(3)適切な管理が行われていないことにより景観を損なっている状態
・庭木の枝や雑草などが繁茂している
・ゴミが散乱している

(4)周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
・土砂の大量流出
・戸締まりや施錠がされておらず侵入が容易

出典:国土交通省 「特定空家等に対する措置」に関する適切な実施を図るために必要な指針」

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/0beeb4323b691d1ee8dfbb4817bc36262705e0ec?page=2
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現在、空き家は年々増え続けていますが、空き家が増加した原因の一つとして、『固定資産税の住宅用地の特例措置』があります。

『固定資産税の住宅用地の特例措置』は、住宅が建っている住宅用地に対して、200㎡までの土地は、6分の1などに固定資産税を減額する特例です。

空き家を解体してしまい、土地だけになってしまうと、この特例を利用できなくなり、税額が上がることになりますので、空き家を残したままの土地が増える原因となりました。

僕は、管理をするのが難しい空き家の場合、『特定空き家』になってしまう前に売却するのが最も効果的な対策だと考えています。

極論にはなりますが、空き家所有者様は、適切な管理を行うか処分してしまうかの2択しかないと思います。
税負担が大きくなってしまわない様にする事も大事ですが、近隣の住民に迷惑をかけてしまわない事を第一に考えて頂けましたら幸いです。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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