不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

売却価格の高さより売却完了までの〝スピード〟を重視すべき時代

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、実家の「売却処分」について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。


以下ーー内は、2023年1月19日(木)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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実家の処分は「二束三文でも売る努力を」 買い手が見つからなければ隣人に聞くのも手

〜中略〜

 2024年以降の空き家売却は岸田政権の進める「空き家への課税強化」で損になる可能性がある。そのため、可能であれば親と相談のうえで今年中に実家を「売却処分」する選択肢も考えたい。

「経済的な余裕や親の理解があれば、早々に実家を手放して別の場所に移り住ませることも選択肢のひとつになる」(牧野氏)

〜中略〜

親の知人から「買い手」を探し出す努力をする

 資産価値を把握したら、今度は実際に売却のために動くことになる。立地条件によっては思うような価格で買い手がつかないことも多いが、牧野氏は「たとえ二束三文にしかならなくても売り抜く努力をすべき」と語る。

「もったいないと考える人もいるかもしれませんが将来、もし空き家のまま放置しておくことになれば固定資産税や家の管理などのコストがかかって損になります。

 買い手がなかなか見つからない場合は、生前に親に“隣人や知人で引き取ってくれる人がいないか聞いて回ってもらう”のも良いでしょう。私の知人は田舎の実家が全く売れず、困り果てた末にダメ元で隣の家に声をかけたら、畑として使うからと買い取ってくれたそうです。300坪の土地を坪単価1万円、計300万円で売却できたようで、『やっと売れた』と喜んでいました」(牧野氏)

 田舎の土地は田畑や倉庫などで活用できる。親が生きているうちであれば、同じ地域の知人ネットワークが活用できる可能性があるのだ。
※週刊ポスト2023年1月27日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b05049ef0ba694e78a0dc5c408c094d9fe72ce
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実家の親が亡くなった後、空き家になってしまい、十分な管理が出来ずに放置してしまう事は、最悪の状況だと思います。

不動産を売る場合、実際にその家(土地)の隣人にお声がけをしてみる事は有効です。
遠くに住んでいる方にとっては、価値を感じられない不動産であっても、隣人や近所にお住まいの方からすれば、駐車場にしたいとか、物置を置きたいなど、何かしら利用したいと思っているかも分からないからです。

ただし、その場合でも、普通(付近の相場価格)の金額では、すぐにお金を用意出来ないなどの理由で、断念されてしまう事もあります。

本当に今後、家族の誰もが住む予定がない家、使う予定のない土地であれば、相場価格は考慮せず、興味を持って頂ける方が出せる金額に合わせて売却する方が、後々、何年も管理し続けるよりは、得になるケースがあります。

上記ニュース記事内にもある様に、2024年以降の空き家売却は岸田政権の進める「空き家への課税強化」で損になる可能性が大いにあると思います。
売却価格の高さよりも売却までの〝スピード〟を重視する時代と割り切る事が重要になって来るのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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