不動産×行政書書士Blog

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現場で感じる最近の不動産市況

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おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

↓↓↓の写真は、昨日の夕方の空です。
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この間、梅雨が明けたばかりなのに、早くも秋の空の様な雲がありました。(気象に関しては素人ですので、僕が感じただけかも知れませんが…)


さて、本日は、不動産売買仲介の仕事をしている僕が、その現場で感じる事などについて書いて行きたいと思います。

最近、時節柄、色々な事に不安を感じる方も多く、不動産売買の現場でも、未利用の不動産を所有し続ける事が、大きなリスクになると感じる方が増えている様な気がします。
所有不動産の売却相談を受ける際には、お客様から『終活』という言葉もよく聞かれる様になりました。
ご高齢の方からのご相談時ですが、皆様、使わない不動産を次世代に相続するのは、申し訳ないという様な考えを持たれている様です。

確かに少子高齢化、核家族化、東京一極集中が進む中、地方の不動産は、需要が減って、空き家や空き地が増えているのが現状です。

ご相談に来られる方は、ご自身のお子様、お孫様が、すでに他県で結婚され、自宅を所有されていたり、他県の会社で長く勤められていたりして、今後、地元に戻って来られる見込みが少なく、もし、ご自身に何かあった場合は、お住まいが空き家になったり、今は管理出来ている土地の管理も出来なくなる事への不安を抱かれている様です。

また、最近では、不動産のご所有者だけではなく、相続を受ける予定のお子様、お孫様などからのご相談(今すぐの話しではないけど…という)も増えて来ています。

以下は、我が徳島県の今後の人口などを予測した資料になります。
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人口ビジョン・総合戦略 - 徳島県
(出典)総務省「国勢調査」/国立社会保障・人口 問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30 年(2018年)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/546556.pdf
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これを見れば、不動産の需要と供給がどうなって行くか、ある程度予測が立てられます。
普通に考えれば、空き家や未使用土地が増えて行きます。
不動産の価格は、需要と供給によってある程度決まりますから、今後、価格が下落して行く事はあっても、大きく上昇するとは考え難い状況です。
私たち不動産に携わる仕事をしている者も、ただその様な状況を見ているだけではなく、地方だから出来る不動産の有効利用について考えたり、他県や大都市からの移住を促進する策を考えて行きたいものです。

それでは、本日はこれくらいにさせていただきます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲