不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

賃貸住宅の〝鍵交換〟について

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

本日は、賃貸住宅の入居者が入れ替わる時に行われる事の多い〝鍵交換〟について書かせて頂きます。
f:id:tkHoumu:20210503223653j:plain

ご存知の方も多いかも分かりませんが、賃貸住宅の退去〜新入居者の入居のタイミングで、その部屋の玄関ドアの鍵(シリンダー)を交換する事が、一般的です。

確かに、以前の入居者が、合鍵を作っている可能性もありますので、不法侵入や盗難などのリスクを考えると、交換しておく事で安心感があります。

実は、僕も30歳で不動産業界に入り、初めてした仕事が〝鍵交換〟でした。
それまで〝鍵交換〟をしている事も知りませんでした。
先輩にやり方を教えて頂いて、案外簡単に出来る事を知りました。

必要な道具として
①プラスドライバー(大小各種)
②マイナスドライバー(中型)
③ラジオペンチ
④ハンマー(小型)
⑤シリコンスプレー(KURE5-56がお勧め)
くらいがあれば十分かと思います。

ただ、シリンダーによっては、分解時に外すネジも多い物や小さなネジもありますので、外した時にどこかに失くさない様に、外した部品を入れる箱などを持っておいた方が良いかと思います。

さて、この〝鍵交換〟ですが、実施する為の概算費用と誰が負担するのが一般的かを書いて行きたいと思います。

まず、費用に関しては、最近は、防犯上ピッキングなどが出来にくいディンプルキーなどの鍵に交換する事が多く、概算で、16,500円〜22,000円(税込)/シリンダー1箇所当たり(工賃込)くらいだと思います。
ただ、ワンドアツーロック(主錠と補助錠)の2箇所交換する場合は、単純に2倍の金額が掛かる事が多いです。

費用を負担する者については、国土交通省のガイドラインの中では〝鍵交換〟は、物件管理上の問題である為、『賃貸人(家主さん)が負担することが妥当』と書かれています。ただ、あくまでもガイドラインのため、強制力はありません。
賃貸借契約書の特約などで、賃借人(入居者)の負担にしている事が多いと思います。
また、入居中に鍵をどこかに落として紛失してしまった場合の鍵交換の費用負担は、賃借人(入居者)に過失がある為、当然ながら賃借人(入居者)の負担となります。

最近、火災保険の勉強をしていて、テキストに興味深い事が書いてありました。
住宅侵入による盗難のリスク回避で、侵入の際、鍵のピッキングなどに5分以上時間が掛かると、7割の泥棒が侵入を諦めるとの事です。

新生活を始める際の費用負担は、出来る限り抑えたいという気持ちにもなりますが〝鍵交換〟に関しては、しっかりとしておく事をお勧め致します。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。