不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

不動産相続時のトラブル…事前に防ぐ準備が必要

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!

にほんブログ村 住まいブログ 空き家・空き家活用へ
にほんブログ村

本日は、不動産の遺産分割協議について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

 

f:id:tkHoumu:20230915092807j:image

 

以下ーー内は、2023年9月14日(木)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー

「財産が不動産だけ」だとこじれやすい遺産協議 “3人兄弟で3000万円の自宅を相続”で起きたトラブル実例

親が亡くなった際、遺産分割協議がこじれやすいのは、「親の遺産が持ち家(不動産)のみで現預金などはなし」というパターンだ。

母に先立たれて独り身となった父が、評価額3000万円の自宅を残して死去し、3人の息子が法定相続人となったケース。父は生前、口頭で「自宅は長男に継がせる」と3兄弟に伝えていたが、いざ相続が発生すると兄弟に亀裂が入った。長男のCさんが振り返る。 「弟たちは『やっぱり兄貴が独り占めするのはおかしい』と反発して、遺産分割協議が暗礁に乗り上げました。ついに2人は『さっさと実家を売って、そのお金を3等分すべき』と言い出す始末。収拾がつかなくなった」  法定相続分に従うと、評価額3000万円の自宅は3人の息子が1000万円ずつ分けることになる。解決法としては、長男が実家を継ぐ代わりに、自腹を切って弟2人に1000万円ずつ代償金を払う方法があるが、そのためにCさんが現金2000万円を捻出するのは簡単ではなかった。相続に詳しい税理士の山本宏氏が言う。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee410eca6b67d50f619567a49efb6e8ea05307d0

ーーーーーーーーーー

不動産は土地や建物などの不可分な資産であり、相続人たちの間でこれを均等に分割することは容易ではありません。以下に、その難しさについて詳しく説明します。

まず、不動産の特性が問題です。不動産は場所、大きさ、用途などによって異なり、その価値も変わります。たとえば、都市部の中心地にある土地と、郊外の土地では明らかな価値の違いがあります。これに加えて、建物の種類や状態も価値に影響します。均等な分割を望む相続人たちは、まずは、これらの特性の違いを理解する必要があります。

共有の問題も不動産の分割を難しくします。相続人たちが同じ不動産を共有する場合、共有者同士の合意が必要です。しかし、共有者が不動産の利用や管理について違う意見がある場合、合意に達するのは容易ではありません。たとえば、一部の共有者が不動産を賃貸や売却をしようとしても、他の共有者がそれに反対する場合などがあります。

さらに、不動産の正確な評価は、本来は不動産鑑定士などに依頼して評価して頂く必要があります。しかし、これに対して相続人たちの間で意見の相違が生じることがあります。不動産の価値を正確に評価できない場合、均等な分割を実現するのは難しくなります。

感情的な要因も均等な分割を難しくすることがあります。不動産には家族の思い出や感情的な価値が結びついていることがあり、これが分割することに影響します。相続人たちの間での感情的な対立は、やっかいです。

この様に不動産を遺産分割する際には、相続人間でトラブルになることが多々あります。

子どもたちが相続でトラブルにならない様に親が準備できることとしては、やはり、遺言書を作成して、不動産の相続に関する希望や指示を明確に記載しておくことが最も大切だと思います。これにより、子供たちの間で相続に関するトラブルが起こることを少しでも抑えることができるのではないでしょうか。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

プライバシーポリシー
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。
クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
コメントについて
当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。