不動産×行政書書士Blog

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木造住宅価格上昇の背後に潜む要因

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、木造建築費指数の上昇について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2023年11月28日(火)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。

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木造建築費指数、23期連続で上昇/JREI

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は27日、2023年9月末現在の「全国木造建築費指数」の調査結果を公表した。毎年3月末と9月末に同研究所の不動産鑑定士等が、那覇を除く全国の県庁所在46都市で木造建築費を調査し集計、指数化している。指数は00年3月末を100としている。

 23年9月末の指数は122.2(前期比1.6ポイント上昇、前年同期比3.3ポイント上昇)となり、12年9月末の調査以来、23期連続して上昇。前年同期比の上昇幅は縮小している。

 資材価格の上昇幅は鈍化しているものの、慢性的な人出不足による労務費の上昇と、燃料費等の物価上昇が続く地域が多く、木造建築費は上昇が続いている。

https://www.re-port.net/article/news/0000074308/

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近年、木造住宅の価格が上昇している背景には、建設の人件費などの様々な要因が影響しています。まず、建設業界における人材不足が深刻化しており、これが人件費の上昇を引き起こしています。高度な技術と経験を持つ建築労働者の需要が高まっている中、供給が追いつかず、賃金のアップが不可避となりました。

その一方で、建設に使用される材料の価格も上昇しています。木材やその他の建築資材の生産・輸送コストの増加が主な要因であり、これが直接的に住宅価格に影響を与えています。特に、自然災害や気候変動による影響で木材の供給に不安が生じ、これが価格の上昇に寄与しています。

また、環境への配慮が求められる現代社会において、持続可能な建築材料やエネルギー効率の高い構造が要求されています。これにより、木造住宅においても高度な技術や環境への取り組みが必要となり、それがコストの増大につながっています。

さらに、法規制の変化も価格上昇の一因となっています。建築基準の厳格化や地域ごとの施行基準の変更は、建築プロセスにおいて新たな要件や検査が求められ、それが労力と時間の増大を招いています。これらの変更は建築コストの増加に直結し、木造住宅の価格に影響を与えていると言えます。

より長く快適に住むことができる家づくりには、大金が掛かるものですが、建築業界で働きたいと思う人材の確保やITを利用して業務を効率化することなどにより、少しでも安く、良い家を持てる社会になれば良いのですが…

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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