不動産×行政書書士Blog

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賃貸退去時の修繕費請求に冷静に対処する方法

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、賃貸物件の退去時トラブルについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。

以下ーー内は、2023年12月3日(日)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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「賃貸物件の退去時トラブルランキング」TOP3で共通の指摘→3割超は不満も対応「今思い出しても悔しい」

引っ越しするときに嫌な思いをしたことはあると思います。株式会社AlbaLinkはこのほど、賃貸物件の退去時にトラブルを経験したことがある20代以上の男女304人を対象に「賃貸物件退去時のトラブルに関する意識調査」を実施した。

賃貸物件を退去する際に起きたトラブルで最も多かったのは「室内の傷・汚れを指摘された」(104人)だった。さらに、2位「元々あった傷・汚れを指摘された」(66人)、3位「経年劣化の傷・汚れを指摘された」(29人)と、傷・汚れに関する回答が続き、合算すると約6割超を占めた。

〜中略〜

「請求額通り払った」人からは、「大きな額ではなかったので支払いました」(20代男性)、「敷金では足りず、20万~30万円ほど上乗せして請求された通りの金額を支払いました。言われるがまま支払ってしまい、10年以上経過した今思い出しても悔しいです」(30代女性)、「当日現金一括で支払った。時間がないのと知識がないのとで、言われた通りの金額を渡した」(50代男性)などの回答が寄せられた。同調査の担当者は「修繕費を請求された場合は、本当に払うべきお金か、修繕費の額は適切かを冷静に考えたいですね」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/872580dbc436330986a5144d23d778f7f4251dd3

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賃貸物件の退去時に修繕費の請求をされてしまった場合、冷静に対応することが不可欠です。

まず、重要事項説明書や賃貸借契約書を詳細まで確認しましょう。契約書には修繕費の負担区分が明記されています。その内容を理解しておくだけでも交渉が不利になり難くなります。

次に、契約書記載内容の中で、通常の劣化が修繕費の対象外であるかを確認しましょう。経年変化や通常の使用による損耗は、一般的には入居者の責任にはなりません。

また、入居当時に遡り、元々あった傷や汚れの写真などを保存していないか確認することも重要です。

(保存が無ければ仕方ありませんが、賃貸住宅の入居時には気になる箇所の写真を撮影し、管理会社などにメールなどで報告する様にしましょう)

そして、請求書や見積書に記載された工事項目などをインターネットで検索することも有効です。これにより、請求されている費用が相場に合致しているかを確認できます。

請求された費用が不当に高額だと感じた場合、交渉の余地を模索しましょう。オーナーや不動産管理会社との円満な合意が成立すれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

それが難しい状況であれば、法的なアドバイスを求めることも視野に入れましょう。弁護士や消費者センターに相談することで、適切な対応ができるかも分かりません。

最終的な支払い前には、修繕内容と費用についての合意書を取得することが重要です。これにより、将来的な紛争を予防することができます。

いずれにしましても、請求された項目や金額に不満な気持ちを持ったまま慌てて支払いをするのではなく、冷静に対応することが大事です。

トラブルが減少することを願っています。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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