不動産×行政書書士Blog

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新築価格から平均3割の上昇…⁈激しいですね

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、首都圏の既存マンションのリセールバリューについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。



以下ーー内は、2023年5月8日(月)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。

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首都圏の築10年マンション、新築価格から平均3割上昇

 (株)東京カンテイは8日、2022年の首都圏における「築10年既存マンションのリセールバリュー(RV)に関する調査」の結果を発表した。同社データベースに登録された築9~10年の分譲マンションのうち、22年に既存マンションとして流通した事例を抽出し、新築分譲価格と流通価格とを比較して算出した。

 首都圏でRVが算出可能だった駅は398駅で、平均値は132.5%となった。対象物件の分譲当時は東日本大震災直後で、市場が混乱。13年以降の新築マンション価格高騰以前という事情もあり、近年の急激な価格上昇がRVに大きく影響した。
 398駅中、RVが100%以上になったのは389駅で、ほとんどの駅で新築時の分譲価格を維持するか、上回っている。このうち、150%以上の駅も71駅あったほか、142駅で首都圏の平均値よりも高かった。RVが低下した9駅についても、大きく下落した駅はなかった。

〜中略〜

同社では、「運用益と売却益の差が大き過ぎる。この傾向はバブル期やリーマンショック前にもみられた。運用利回りが低下している中で、売却益頼みの不動産投資が続けば、金利動向次第で買い手の動きがストップするなど市場に変調を来す可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
https://www.re-port.net/article/news/0000072411/
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リセールバリューとは、『取得価格に対する再販価格から算出しますが、マンションなどの不動産では、新築時の価格を100とした割合による価格維持率で示されることもあります。』との事です。
LIFULL HOME'Sの不動産用語検索参照
https://www.homes.co.jp/words/r2/525003805/

という事は、首都圏で10年ほど前に購入した分譲マンションを再販しようとすると、平均で、新築時価格の1.3倍の価格になっているという事なのでしょうか。

地方で暮らしていると、この様な価格上昇は経験した事がありませんので、驚きしかありません。

僕の暮らしている徳島市でも、エリアによっては、100%に近い価値を保っている物件(マンション)もありますが、さすがに30%アップにもなる様な物件は聞いた事がありません。

これだけ高くても売却出来るのであれば、住み替え(買い替え)需要も結構あるのでしょうか。
(高く売れるのは良いのですが、買い替えで購入する物件も高額になるのでしょうけれど…)

同じ不動産仲介の仕事でも、首都圏や大都市で営業をするのと、地方で営業をするのでは、全く感覚が違いますね。

ただし、大都市では、ライバル業者の数もかなり多くなるので、楽しい事ばかりではないと思いますが…

いずれにしましても、本ニュース記事の最後の一文にもあります通り、バブル期やリーマンショック前にもみられた傾向との事ですので、今後、首都圏で売却益目的の不動産投資を行うのは、リスクが大き過ぎると感じました。

投資が加熱し過ぎて、火傷をしてしまわない様に気をつけなければいけませんね。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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